2022年6月22日(水)、北海道苫小牧市の小学校にてオンライン形式での地域安全MAP教室(「だいじょうぶ」キャンペーン:毎日新聞社主催、東京海上日動火災保険協賛)が開催され、協会の指導員2名もお手伝いさせていただきました。参加児童は4年生の4クラス。各教室にビデオを繋ぎ、小宮先生の講義のライブ配信、Googleストリートビューを駆使したフィールドワーク・シミュレーション、小宮先生と児童のやり取りをもとにしたマップ作りを行いました。
私たち協会の指導員はマップ作りのお手伝い。フィールドワーク・シミュレーションは、ストリートビューを見て、「ここは危険かな?安全かな?」「キーワードは何に当てはまるかな?」といったように小宮先生が問いかけ、その質問に児童が答える形式で行われます。そのやり取りや児童の意見に基づいてコメントをまとめ、そのスポットのスクリーンショットと一緒にマップに貼り付けました。通常の地域安全マップ作りではフィールドワークとマップ作りは別々に行うため、同時進行でマップ作りを進める形式はレアなものです。できるだけ多くの意見を書いてあげたい…という思いで、配信の裏側ではこちらも必死です。
今回は、5ヶ所のスポットについて、「入りやすいかどうか」「見えにくいかどうか」という2つのモノサシで景色解読にチャレンジした子どもたち。講義で教わったキーワードを駆使しながら、自分の言葉でしっかりと意見を述べてくれました。たくさんの児童が挙手してくれていたので、欲を言えばもっと多くの子どもたちの意見を聞いてみたかったのですが、時間にも限りがありたくさん指名するのは難しいものです。ただ、どの児童も頭をフル回転させて考えてくれたと思います。
画面越しではありましたが、「入りやすそうだね」「ここは見えにくいんじゃないかな」といったように、教室の中で近くの友達と話し合っているような姿や、元気いっぱいに手を挙げる様子を見ることができました。また、マップが完成して披露したときには歓声も上がったようで、とても嬉しく思いました。今日参加した子どもたちは、きっと家に帰って家族にどんな場所が危ないのかを話してくれることでしょう。そうやって「安全の輪」が少しずつでも広がっていくことを願っています。
参加していただいた小学校や教職員・保護者の皆様、運営に携わってくださった方々に心より御礼申し上げます。
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