今日は朝から久しぶりのトレーニングマッチでした!!
強い雨が降っていた朝・・・これは試合無理だろうな〜・・・と思っていたのですが、会場の滝野中さんでは全く降っていなくて、グランドはとても良い状態でした。そんな会場をさらに試合が出来るように色々な設営をしてもらっているみんな。会場まで車で送ってもらい、服さえ着替えればもう試合が出来る環境が整った状態・・・。
分かりますか?当たり前じゃないって事を。そこが全然分かっていなくて相手にする挨拶すら人の後ろに隠れてモジモジしたような子ばかり・・・久しぶりだから?緊張しているから?とか一切関係なく、一人一人の人間性の話なんですよ。自分が今日という場で何をやるのか?どうしたいのか?を考えれば行動って見えてくるもんです。そんな話からスタートしないといけないまだまだ幼いみんなでした。
そこに久しぶりだから保護者の方々も応援にたくさん来てくださいました。
この設定が整ってしまうと子供達の力みが5割増しします(笑) 今日は一言で言うと【散々】でした。試合勘だとか、そういう以前の部分が大きな問題。毎回の練習でも言ってるけれど、現状の自分を丁寧に観察する事が欠けている。
だから曖昧にしてきた部分、誤魔化してきた部分が一気に出た【だけ】の話。つまり今日だけが散々ではなく、普段の取り組み、トレーニングの状態も今はそういう意識でしか取り組めていないという事なんです。
でもね!子供というのは経験させるのが一番の近道なんです。
今日で思い知ってほしいのですがどれだけの選手の心に響いてくれたか?です。本当に覚悟決めてやらないといつまでも出来ると勘違いしていては痛い目に遭うよ、って事。
うまくいかない理由はある。それを解決する方法はある。でも、目先の手っ取り早い修正をする事など何の意味もない。目先の修正をして、目先の勝利を得た所で選手に何かが積み上がるものではない。大事なのは、【何を学べたか?】が残せる事。
今日の相手は滝野中さんとリーグ戦でも勝てなかった小野中さん。
どちらもこの時代のこの地域にしては人数の多いチーム。
良い選手もたくさんいる。そういう中で心を燃やしてぶつかれたのか???と問うと、甘かったという選手のほうが多い。言われてから、やられてから、負けてから、ってタイミングの気付きでは成長が遅くなるのは当然ですよ。
進んでいく子というのは自分のタイミングで気付く。自分のタイミングでチャレンジが出来る。言われた時に、言われた事しかしないレベルでは遅くなるのは当然だ。
今日の活動で一番大きな課題として見えたのは【関わる】の意味を理解出来ていない、もしくは勘違いしている子の多さ。優しい?!ってポイントを稼ぐ行動は誰の、何の為にもならない。一人に責任を持たせるという事の意味と価値を全然理解していない事が分かった事だけが収穫。
さぁ!今日のこの経験(ほぼうまくいかなかった)を経て、どうするか?だ!
緊張した?それで済ませる???
暑かった?しんどかった?それで終わり???
サッカーは自由だからこそ、そんなに甘くないんだよ。好きなら本気でぶつかれ!
勝てたらいいな、なんかじゃ絶対に勝てない。将来サッカーで上を目指す訳じゃないので・・・なんてくだらん言い訳していないで本気で努力をしてみせろ!今を全力で向き合えない奴の将来や夢なんて何一つ叶うはずがない。
もっと毎日頭と心を燃やしてほしい!今日は本来高円宮杯の初戦だった事を考えれば、今日じゃなくて良かったね、と言うしかない。2週間のチャンスを自らの努力で掴み取ってくれ!!
みんなの奮起を期待しています!!
会場設営、対戦してくださった滝野中さん、小野中さんありがとうございました【礼】