今日は朝から八千代グランドでのトレーニングマッチでした!!
相手は毎年この時期に遠征をされた最終日の仕上げに来てくださる立花さんでした。タフだな〜って感心するばかり。
合間があれば休む事しか頭にないうちのチームと交代がほとんどいない状態で数日間移動や試合をこなす立花さん。甘えているという事すら自覚がないみんなには今日は良い刺激になったと思います。
朝の準備は2,3年生がとにかくテキパキと行ってくれてしまうので、途中に1年生のみでやってもらいました。人の後ろにばかりついていく1年生もさすがにやらないといけない状況になればやるんです。こういう状況と経験を【やらされた】のか【させてもらった】のか?!親も含めた受け止め方で成長は変わると思います。
今日のゲームは夏休み前から立花さんの西野さんと【本気でやってほしい!!】とお願いをされていたのです。
西野さんという人を尊敬している自分がそう言われた事もあり、選手にもその事を伝えて本気のゲームをやってほしいと送り出したのですが・・・
最悪のゲームでした。技術はもちろん立花さんのほうが上で、その技術の差を埋めるが為にがむしゃらにやってきた部分まで全く出さず(出せず?!)、逆にチームの色に磨きをかけた立花さんはドリブルとショートパスを有効に駆使し、面白いようにエリアへ侵入し、ゴールを割りました。何度も、何度も、です。
悔しくないのか?!!!ってな小学生の時によく言われたような根性論や精神論的な話ではなく、同じ事に対して工夫も変化もないままでした。
そして、【うまくいかないから殻に入る】という最低の行為をスタメンに選ばれたメンバーが率先してやるものだからチームがチームでなくなり、バラバラの個体で対応出来るほど甘い相手でもなく、、、
遠征の仕上げに選んでいただいた事が申し訳ないぐらいにボコボコでした。抵抗も、足掻きもなく、です。
合間にも、みんなに自分の心を丁寧にぶつけました。感情ではなく、想いをしっかりと。
どの程度伝わったか?は分かりませんが、本気の姿勢は示しました。自分は3年生の【覚悟】を受け取ったからこそ高円宮杯にも出ると決意し、出るからには優勝を目指す覚悟でやると話をしたのに、その【覚悟の差】があまりにも大きかった。
今日が登校日だったみんなが試合を優先して参加してくれたにも関わらず、こんな出来なら先生方や親にも失礼だという事も伝えました。がんばっている、やっている、その基準が【何もしていない子】になっているんじゃないか?って事。暑い夏の昼間。サッカーという大変な競技。誰が見たって【こんな暑い中大変ね】と思うだろう・・・。ただ、それはサッカーをやっている人という基準から見ればみんなが当たり前なんじゃないの?って話。
自分達だけが暑いのか?
自分達だけが苦しいのか?
自分達だけがうまくいっていないのか?
それすら言われないと分からないままに【悩んだジェスチャー】で誤魔化すから強くもならない。歯を食いしばれない。
保護者の方々にまず言いたいのは【過度な期待はやめていただきたい】という事。
大会だから、がんばっているから、と【うまくやる前提】で観るのをやめてください。
今日の出来は散々です。全てにおいて立花さんの圧勝でした。これが週末の大会そのまま出る可能性もあります。現実をきちんと理解しながら見守ってあげてください!
本当に未熟です。子供も、自分も。
その現実はまざまざと見せつけられた今日の時間を【良かったね!あのドン底の経験!】と言えるようにがんばるしかないので大切な経験を持って今日の最低の出来を受け止める事とします。
大切な遠征の時間を割いてくださった立花さん!ありがとうございました【礼】