今日のナイター練習!!
雨だったので室内でのトレーニングとなりました。昼間は蒸し暑さが残る中でしたが、雨を境に気温が下がり一気に涼しくなりました。こうした気温の変化がまた身体にはしんどい時期だし、体調管理も各自の責任であると思って気を引き締めてほしいと思います。
練習前には1年生は集まってミーティングからスタートしました。1年生には先週末に【一歩前に進もうか!】という話をした所なので、各自が主役になる為にはどうしたら良いのか?を考えてもらいました。今1年生は大きな成長の分岐点にいます。言葉を整える事は出来ても行動に繋げる事の難しさを実感しつつあります。知らなかった事を知る、というのは成長です。【必ずしも出来た】という時が成長ではない事を知ってほしいし、伝えていきたいです。
最初は1年生抜きで小学生も一緒に積み重ね。
身体をうまく使う、思ったように使う、言葉では簡単だけど実際にやるのは難しい。小学生にはまずここを知ってもらわないと与えられた事だけをやろうとするから成果も何も残らないのが現状です。
自分の頭で現状を整理し、その上でどのようにやっていくべきか?やりたいか?を考えてやっていけば小学生は目に見えるペースで伸びていくのです(これが人生一度きりのゴールデンエイジと呼ばれる所以です)。
だから年齢が幼いほど良い訳でもなく、このゴールデンエイジ(10〜12歳)にどれだけの事をうまく吸収させるか?がコーチの大切な部分です。
年齢が上がれば言葉の理解は出来ても、身体で表現する力が鈍くなっていく。
こういう仕組みを理解した上で関わる大人は伝えていかないとやっぱり伝わるものが減っていく。とにかく日本サッカー協会が言ってる事をやろうとするのではなく、現状の様子を理解するのがまず最初。その次にやるべき課題をうまく見つける。ここが出来ないと的外れな事を繰り返して余計に成長を止める可能性もある。
ゴールデンエイジという素晴らしい時期は言い換えれば、一番素晴らしい時期に関わりを間違えると一気に成長が止まる時期でもあるという責任をコーチは考えないといけないのです。
今日は後半のメニューは対人をメインに行いました。
ただ、ここでの勝負に対する意識や思いはハッキリ言って軽すぎですね。コーチが見てどうこうの問題ではなく、勝負をやって結果が見える事をやっているのに、【勝っても負けてもどうでも良い】という空気を出せる時点で軽いって事です。
試合で一つのプレーで、自分がチャンスを作れば同時に相手のピンチを防ぐ事にもなるし、2点分の価値があるんです。ただ、逆に自分がピンチを招けば2点分の責任があると思ってもらいたい。そう言われたら失敗したくない気持ちでプレーが小さくなるとかじゃなく、その責任を背負ってやるという事に意味があるんです。それが分かればもっと勝負一つ一つにもこだわれます。
学年が上だから負けても仕方がない、じゃなくどんな相手にでも通用するものを磨いていかないといけない。
限られた時間の中での限られたプレー。もっと本気でぶつかってもらいたいものだ。
時間の経過と共に段々は良くなったけど、最初からやれる基準にみんながしていかないと後悔する時間が長くなるだけだ。
みんなが思い切り物事にぶつかれる青春時代は決して長くはないよ。もっと時間を大切に、過ごす毎日を大切にしてほしい。やりたくてもやれない時に気付くのではなく、やれている今だからこそ思えるように心も身体も強くしていきましょう!!