今日は朝から午前中のトレーニングでした!
明日は大会なので今日は試合までの確認をしておきたいと思っていました。昨夜から何か子供達で色々話をしていたようで、各自自転車で来てくれました!!手を骨折している二人以外の全員が自転車で(各自片道10〜15キロぐらいの道のり)参加するというファルコ始まって以来の全員が自転車という事をやってくれました。
強くなっていくには二択を持ちなさい。その二択はどちらのほうがしんどいか?を選びなさいという話をしていたのですが、強制される事なく自分達でこうやって行動していく事は人生の中でも大きな価値ある一歩だと思います。苦労をたくさんした人間のほうが他人にも優しくなれるという事もきっと分かっていくと思います。
そんなみんなと今日も積み重ねをしました。
今週は守備の対処について色々やってきたのですが、今日はボールを持った自分のほうのアクションの事。どちらも大切だし、どちらもやっておく必要があります。全員が満点に出来るように、という事ではなく、色々知っておくと自分が先で役立つ事が多いし、その中で選択肢の一つになっていく事が大事なんです。
今は全員の心が前向きになっているからうまくいかない事にもしっかりと向き合えています。それさえあれば多くを伝えなくても良くなっていくものです。
身体を使いこなすという事についてはずっとやってきているけど、分かっているようでなかなか分かっていない・・・というのが事実。それを経験を重ねていく中でより分かっていく、という事が増えています。
練習の中でしっかりと考え、チャレンジし、成功したり、失敗したりする繰り返しの中でどんどん磨いたり、強くしていくという考え方で良いと思います。
みんなの考え方や取り組み方もかなりしっかりとしてきたし、自分で疑問を持ったり解決する力も芽生えてきました。
最後はフルコートでのゲームで確認をしてもらいました。
ここで現時点のスタメンチームとそうでないチームとのゲームをしました。随分と差が出てしまいました・・・が、否定的ではありませんでした。やられはするけど、心が折れないという形にようやく到達してきました。結果というものはもちろん出るし、差というものも生まれる。でも、それをどう受け止めるか?で自分の未来は変えられる。
負けたという結果をひっくり返す事が出来る唯一の手段は【諦めない事】ですからね。試合後にスタメンチームの緩んでいた部分に喝を入れましたが、こちらはこちらで前向きだから前向きに受け止めてくれました。
全くうまくいかなかったスタメン以外のチームにもきつめの話をしようと思いましたが・・・
自分達だけでミーティングをしていたし、そこに堀金コーチもついてくれていたので自分からは何も言いませんでした。彼等の意思を尊重したかったし、何よりもうまくいかなかった事ややられた悔しさって本人が一番よく分かっている事ですからね。
自分達からやろうと思っている時はソっと見守りたいし、コーチってずっと何かを指摘するのが役目ではないと思っています。自分はこの地域で育った子供達が、自分達で何かをやろうとする力さえついてくれれば十分だと思っています。社会に埋もれる人じゃなくて、社会に自分から飛び込んでいける人材を育てたいのです!
大会じゃなくても、こうして日々の活動の中から前へ進めるチャンスが多々あり、それを少しずつ活かしてくれているみんながいます。保護者の方々もなかなかこの10数キロもある道のりを任せるのは勇気もいる事だったと思いますが、【構わないのも子育て】だと思ってもらえたら幸いです。大人も子供も成長出来る日々に感謝しながら、明日はみんなが一つになって大会という時間を前向きに迎えましょう!!