今日はナイターでファルコとエリート塾の合同練習の日でした!

小学生の面々もようやくグランドに来てからの顔つきに変化が出てきた、という感じです。

それでも4月の開始から考えれば8ヶ月なんで・・・決して早いとも言えません。ありがたみや感謝の気持ちがどんどん薄れている中で、便利さだけが先走るから常識に欠けた人間も増えたと思います。サッカーを習い事の一つと捉え、自分の都合で通わせる。自分が合わなかったら他を選び、自分の目が正しいと思い込むから行く先々の良さなど到底見えるはずもなく・・・。

まず大前提に【良い・悪い】を子供よりも先に大人が感覚で決める事が大問題なんです。

そういう事に無頓着な地域でもあるので、やはり物事のうまくいかないものを【他人のせい】にしたがる。

サッカーのプレー中に、人の文句言ってる人間こそ足が止まっているのと同じで、人の批判している人間は成長をしていない人。

地域全体の大人の感覚を本当に変えないとどうしようもない問題が山積み・・・。と思っている大人が一体どれぐらいいるのだろう・・・・?!

事なかれ主義だから、自分の関わる時、自分の子供が関わる時には何も起きなければそれで良い、という考えの人が多いからなんでしょうね。他人の事など、地域の事など、、、自分と自分以外の子に興味のない人の子供が成長しないのは納得がいく話です。

どんなチームであれ、どんな選手であれ、お手本に出来る部分は必ずあるんです。

それが個性だと思うし、そういう所を学び合いするのが練習のメリットだと思います。真似をする、同じにする為の練習ではなく、真似をしても、同じ事をしても、最終的に自分の形にする為の練習なんです。

自分達と同じ時間を過ごした先輩が君の目の前にいる訳です。小学生には中学生、1年生には2年生、2年生には3年生が。そこからもっと学ぶ姿勢を持たないといけないとは思います。

エリート塾って自分の意思でうまくなりたいと思って参加をしているのですから自らのアクションは最低条件だと思います。

でも、現実は【親が良かれと思って】入れているスタートが多い。だから現場の子供は積極性に欠くし、自分でやろう!という当たり前の事を伝えるのに半年やそれ以上かかってしまうのです・・・。

当たり前というものを正しく伝える場所が本当に少ないと感じます。やり方とか、戦術とか技術ではなく、【君自身がやるんだよ】という感覚がそもそも小学生の間に伝わっていない事が何よりも大きな課題なんです。

中学生になり、一気に学ぶ速度は増しますが、そんな経験をしている1年生も今では【もっと早くから真剣に向き合っていれば・・・】なんて後悔していると思います。

小学生の最初にこういった話をしてもらえたら・・・技術練習をする以前に大切な事を考えたなら・・・楽しみ方がもっと違っているでしょうね!

そう思えば残念ではありますが、現実は現実。今と向き合い、この形をどうやって変えていけるか?に全力を注ぎたいと思います。

自分が小学生年代から観る???それも一つの案だと真剣に考えています。ファルコの小学生チーム・・・。そのうち作らざるを得ない状況になるかもしれませんね!

何とか地域みんなで連携して変えていければ最高なんで、まずはそっちに尽力していきます!