今日のナイター練習!!
一週間の始まりになりますが今日も大切な一日。そういう気持ちで毎回大事にしていきます!一週間に5回も6回も練習したり試合をしていると、どうしても【いつも通り】みたいな日が増えてしまいます・・・。そうではなく、全ての日と時間が大切なんだと心から思えるか?が最近は自分自身本気で思えるようになりました。だから目の前の子供達には時にはきつい言葉も掛けます。それでも、みんなにとって練習(トレーニング)の時間というのは自分磨きであり、自分との戦いの時間だという認識は持ってほしい。その成果を発表する場が試合であり、その時間はみんなが楽しむ為の時間。楽しめないとすれば、サッカーそのものが好きではないか、技術が足りないか、体力がないか、そういう要因であると分かってほしいし、そこに気付いたらまた日々の練習時間を大切にすればいいのです。
今日も小学生は参加してくれたのですが、基本的に金曜日以外の参加は【自主的】であるという意味付け。
もしかしたら保護者の方々の希望?!というような心構えで参加をするから温度差がものすごく大きくなる。ずっと受け身で【教えてくださ〜い】の習慣を持たれても困るのです。自らが学びたいから参加をしているのであれば、自らがやるしかないという当たり前の事が未だの高学年であっても伝わっていない子がこの地域はとにかく多い・・・。
優しいを勘違いし、何でも先回り。何でも最後は助ける。を繰り返す地域だから子供自身が本当に辛い思いをしたり、苦しんだりを親が観ていられない、我慢が出来ない、というのがそもそもの課題。コーチの立場でも、勝てない、うまくいかない子供達と向き合い、だからこそうまくなる為の練習(日々)を過ごしているという事は親と同じなんです。勝てない、うまくいかない時に大声出して改善した所で、目先だけを整えて子供の中身は全く変化していないという事がもうすでに小学生の頃から繰り返されているという事を昼間の体育授業でも再確認させてもらっています。
大人の立ち位置をまだ整理されていないからこそ、なかなか子供が内面から育たないという地域・・・。
昨日のマラソン大会を観ても走っている子供本人よりも親がショック受けたり期待を押し付けたり・・・があちこちに見えた。。。
子供は間違いなくあなたの子供ではあるが、あなたの人生とは違うという事を早い段階で気付いてもらいたい。どんな習い事でも、成果が思うように出ない時のほとんどの要因は子供以上に親が何でも決めてしまう所。大体その思考の親の元では子供は育たないし、成果も出ない。自分の事のように・・・ってまるで良い言い方に聞こえるが、そんなお節介が子供の可能性の多くを潰してしまっている事に大人がどうやれば気付くのか???ずっとその葛藤と戦い続けなければならない。
子供は必要な事だけ与えれば中身(過程)は自分で必ず作ります。
それが正解はどうかなんてその子供が決める事であり、周りが言う事ではないのです。
今日のトレーニングも【本気の心】を求めました。出ていない子は課題の所でしっかりと残ってしまいましたよね?がんばっている、と本気の心は意味合いが違うのですよ。
自分が【何に向けて本気なのか?】が大事なんです。【人(周り)にがんばっていると思われたい】が目的の子、実はかなり多いんです・・・(大人もそのパターンの人がかなり多いと思われます)。
この【思われたい】の思考が、【自分の中から湧き出てくる思い】になる事が【本気の心】です。
それが出たら結果は同じでも【過程】は全然変わる。
過程の変化は成果に影響し、成果の影響は自身の満足度、納得度、充実度へと繋がる。
その空気をいつもコーチは観ているから【君は今本気になれたね!】というのが分かるし、本気じゃないって事も分かるんだ。大人だから、コーチだから、こその本当の意味や価値はこういう部分の自分ではなかなか分からない部分にアプローチをしてあげる事にあると思う。
みんながんばっているよ!それは毎回言ってる。
でも、自分の満足度はがんばっている割には・・・みたいな時がたくさんあるだろう???そこへのこだわりが必要なんだよ。練習で失敗して、負けて、悔しくて、泣いて、っていっぱいやるべき時なんだよ。最終的にそういう男が一番信頼されるんだ。
もっともっと一回の練習で心燃やしていこうぜ!!