今日のナイター練習!!
雪もピークを越えたものの、まだ寒さは厳しく溶けた雪も再び凍ってしまうので全然油断出来る状況ではありませんでした。グランドもドロドロで使えずに室内でのトレーニングとなりましたが、この季節は出来る場所があるだけでもありがたいと思います。
ただ、最近室内でやっているとある事に気付きました。靴の具合いもあるのですが、ツルツル滑ってしまう子・・・多発しています(笑) でも、これは考え方によっては【プレーしているだけで体幹トレーニング】でもあります。やっぱりうまい選手ってバランスが良いし、自分の身体を修正出来ると思うので、是非とも前向きに選手も考えてほしいと思います。
今日も小学生が参加をしてくれたので一緒に積み重ねをしました。
そして参加してくれた小学生に最後は大切な話をしました。
トレーニングをやる意義、そして考え方。小学生でのサッカーはほとんどのチームが無機質な感じでトレーニングを行っています。体育授業をほぼ毎日している自分はそこに余計大きな違和感を感じています。教えるマニュアルとか、そんなものに未だに頼ってしまう大人が多い事・・・マニュアルってあくまで【基準】であり、大切なのは先生一人一人の個性が生徒とぶつかる事だと思うのです。でも、実際はマニュアルに当てはめて生徒を【合理的に】受け持つだけなのです・・・。
これは本当に悲しい事です。
そんな事を踏まえて行った今日のトレーニング。
ちょっとルールを加えた1対1をひたすらやりました。そして、終わってからコーチが何を観ていたか?を選手に質問。良い回答をもらえましたが、コーチが見ている所はそこではなく【負けず嫌いや悔しいという価値観の違い】でした。
多くの子供(大人も)は【結果が出てから悔しがる】のです。
でも、実際本当の負けず嫌いというものは結果が出るまでにもっと必死で、もっと行動で示せる。やれる時にやらなかった自分こそが【本心】であり、後での悔しがる行為は【周りへのパフォーマンス】であるという事です。
だから、どうか【流れの途中で必死になれるような自分を育ててください!】という話をしました。
結果が出てからの行動はすでに後追いなので成果も効果もあまり期待出来ません!それよりも、結果がうまくいかなかったとしてそこへ向かうまでの過程を大事にしていきましょう!
今日は最後に小学生に話をしている間、ボールと対話してもらいましたがどうだったでしょうか?うまくなろうとしていましたか?気持ちは動きましたか?
ある選手のサッカーノートに書いてあったすごく印象的な言葉・・・。
【自分は今、うまくいかない時こそ笑顔でやろうと思っています!】という言葉。その選手は一年前にサッカーをやっている時間に笑顔を完全に失った選手。その選手がたった一年後にここまで思考が変わるなんて本当にすごいと思います!選手がこれだけ変われるのだから自分が成長しないと選手に置いていかれます・・・。
だから自分も日々、頭、心、身体をしっかりと使い切って終えるように心掛けています。子供のすごい部分は学びながら取り入れていきます!【真似事】と言われようが才能のない自分は良い人の真似をしていくのが子供にとってもベストだと思っています。後は、自分自身の伝え方で決まります!選手と一緒に成長していける自分でありたいです!