大阪から淡路島、四国に入って鳴門ICで下りて、
そこから下道(国道11号線など)でいつも高松へ向かっています。
その途中・香川県東かがわ市に
【ホクト 廃菌床 堆肥センター】という施設があるということに、
一年以上前、Google Mapで見つけ、
いつか行ってみたいと思っていて、ようやく22日の朝、
行くことが出来ました!
私は12年前から無農薬無化学肥料で畑をしております。
ビジネスではなく、趣味でやっておりますので、
出来る限りコストはかけない農業を実践しており・・・
出来る限り安価な堆肥・肥料を求めて、
情報収集を行っている過程で、
いつも自分が高松に行く途中で通るところに、
そんな肥料を提供してくれる場所があることを知った次第です。
自家用車で向かいますと、入口にもどこにも、
その場所の名前が記載されておらず、
何となく部外者を寄せ付けない雰囲気があり、ドキドキしました^^;★
思い切って、そこでイソイソと作業していたおじさまにお声がけしますと・・・
「個人の方で、ご自身で袋を持って来られた方は少量であれば、
堆肥を無料でお分けしています。ショベルをお貸ししますので、
ご自由にお持ち帰りください」と、笑顔で応対してくださいました。
さすが田舎のおじさん、イソイソしてはってもどこかおおらかで
見ず知らずの旅人にも優しく接してくださいました。
にしましても、無料って!!!嬉しすぎですやん(^0^)!!!
だけど、私みたいな人間がたくさん押しかけたら、
JAのみなさんの人数が少なすぎて応対出来ないので、
広く宣伝するのは止めておきます^^;(苦笑)
全国各地でキノコの製造販売をされているHOKTO(ホクト)という会社。
キノコの収穫が終わった【廃菌床】を
産業廃棄物として捨てるのではなく、リサイクルしよう!
ということで、廃菌床を集めて肥料として生まれ変わらされている施設が
この【ホクト 廃菌床 堆肥センター】なんだそうです。
全国に何箇所かあるそうです。
一方、化学肥料や農薬を使って、土の中の有機物が減ったり、
養分が減った田畑に、ここで出来た堆肥をごっそり投入されており
(ここ東かがわ地方はお米と、さとうきび畑に殆ど使われるそうです)、
この施設自体は、HOKTOではなく、JA(農協)が
運営されているとのことです。
東かがわ地方で有名なお菓子「和三盆」は、
キノコの廃菌床の堆肥のおかげで
あんなに美味しいのかも知れませんね(笑)♪
ほんと、知らないことが、まだまだ世の中にはたくさんあって・・・
下道をゆっくり走ることによって、いろんなことが知れて、
とっても嬉しいです。
人生、ゆっくり寄り道して長生きするのが、
イチバン楽しい生き方かも知れませんネ^^♪
・・・で、お借りしたショベルで、持参した袋に
せっせと堆肥を入れ続け、9袋(100キロくらい)持って帰りました。
菌類たちの活動が活発で、少し湯気が出ていて、あったかい堆肥です。
ニオイはそこそこするのですが、お酒のニオイというか、
レーズンのニオイというか・・・摩訶不思議なニオイです。
だけど、牛や鶏フンのような動物の排泄物のニオイではないので、
不快とかではないです。
帰宅後、キノコ廃菌床の堆肥のことをネットで調べますと、
既に購入済みの牛&鶏フンや、落ち葉と一緒に混ぜ込んで、
1〜2ヶ月置くのがいいそうです。
実際、畑に作物を植え始めるのがGW前なので、
正に今から仕込んでおいたら、ちょうどイイカンジです^^♪
ってことで、3月入ってから、本格的に今シーズンの
畑作業をスタートさせたいと思います!
高松へは3ヶ月に一度くらい行きますので、
次回もごっそり頂きに行きます(笑)♪
★HOKTO(ホクト)廃菌床の堆肥化について↓