「だんだんと【終わり/ひと区切り】が観えて来ました」

29歳の時に四国遍路とご縁頂いてから

18年目に入っています。

公認先達になる前に4周、なってからは

8〜10周(累計12〜14周)お参りさせて頂いております。

公認先達になってから【10周/累計14周、20年】で、

ひと区切りとし、個人的なお参りはこれで一旦終了とさせて頂き、

後は、四国遍路に行きたい方のサポートで、

不定期にお参りするスタイルのみとし、

次のステージ(次元)への段階へと進んで参ります。

現在、【2024年7月末までに四国88ヶ寺全てを

14回(周)お参りする】と目標設定をし、

マイカーと共にその穴埋め遍路行に勤しんでおります

(既に14回お参り済みの寺院もあれば、

12、13回という寺院もあります)。

今回は12番焼山寺〜22番平等寺まで行って来ました。

17年以上も同じ場所をぐるぐる来ておりますと、

その時々のことを思い出します。

最も思い出すことは、その場所で出会った方々との思い出です。

1周目の折りたたみ自転車、3周目の歩き遍路、

4周目の映像作家・エミリちゃんとの同行二人遍路などなど、

今もどこかで生きている、かつて生きていた方々との

思い出が時間を越えて、その場所で再現され、

その時の心境に瞬間的に戻ったりします。

毎日毎日、目先のすべきこと/娑婆の情事に振り回され、

前だけを向いて必死に走り続けている日々ですが、

“お遍路”を通して立ち止まって過去を振り返り、、、

もうお会いすることはない方が殆どですが、

その時々にお世話になった方々に感謝の念を深め、

その方々の幸せをまた更に願いつつ、

未来に向かってまた同じ道を歩み続ける、いちお遍路さんです。

30代、40代の私の人生にとってお遍路は、

とても重要な部分を占めており、ほんと、

この四国遍路のおかげで、いろんな意味で

また多次元において成長進化をすることが出来ました。

なんやかんやありつつも止めずに根気よく、

四国遍路行を続けて来た、過去の私にも感謝しかないです。

最初始めた時あたりは、まさに暗中模索状態で、

必死のパッチなお遍路人生でしたが、

この遍路道でいろんなものを拾い(気づき)、

そして捨て続け、「私らしさという道」を

見つけることが出来たのが、最もよかったです。

ぶれない自分、自然体の自分、

そして宇宙の大いなる存在【お大師さん】と

完全一体化した生き方を、これからも求道し続け、

深めて参ります。

先人たちの智慧・叡智、そして四国の美しい自然と共に、、、

南無大師遍照金剛(=人=)☆