今日は久しぶりに全学年揃ってのトレーニング!!
夏休みに入って早速遠征に出た2,3年生と自分達だけでトレーニングを行ってきた1年生とが一緒になってそれぞれに高めた【はずの】意識が・・・全体で揃うとまた逆戻り・・・。
せっかく高めた意識をリセットしてしまうもったいない集団なのです・・・。まだまだですね。
遠征で見えた2,3年生達の【日常の生活習慣】がそのままピッチに反映されている事実。
これまでは家でリセットされてコーチの目には映らない部分が寝食共にする事でしっかりと出された。日頃から何もしていない子、考えずに、気を遣わずに生活している子、ハッキリと出ました。この状態を変えるべくファルコは存在していて、サッカーをやる、がんばる、強くなる、うまくなる、以前に、もっともっと人としてやるべき事の意味や価値から考えてほしいと思う。
遠征前の部活動をやっている同級生達とのトレーニングマッチでも大きな差が見えたはず。それはサッカーをやっている、とやらされている、の違い。
先生はどうしても【与えて変える】という手法ばかりを採用するから子供達が考えない。自ら変わる力を見た事がないから与えて変える事を正しいと思ってしまう。おかげで子供達は常に指示待ち人間となり、ピッチの中でも決められたようなポジションから動かない・・・。
これで【僕、サッカーをやっています】と言えるのだろうか???
だから、部活動全てを含め、もっともっと大人が考えないといけないと思う。
自らが選んだ種目を自らの意思でやるのは当たり前であり、そこに大人がサポートしていく事が本来の形だろうけど、実際は大人が先に与えるばかりになり、子供達の表情、プレーはやらされたものになる・・・。そういう思考になると夏なんて【暑い・しんどい・きつい】しかないだろう・・・。早く苦しい時間終わってくれ・・・きっとそうなるだろう。
今日もそんな話をした。
暑いから食欲が落ちる子は走れないし戦えない。声を出さない子の脳も疲れや暑さに支配される。夏場には夏場の戦い方や空気の作り方があるという事。
まだまだみんなの思考はお子様。自ら動く責任感も覚悟も足りない。
自分はチームの中に【サブ】なんて考えていないし、応援する子なんていらない。
みんなが主役でないと意味も価値もない。そういう考え方の中から選ばれた選手だからこそ価値や重みがある。小手先のうまさだけで選ばれる人間なんてたかがしれている。
自分が主役である事から人としてのスタート。苦しい時にでも、目標達成の為に歯を食いしばれるのが男としてのスタート。自分がチームの一員である事の自覚からサッカー選手としてのスタート。みんなはスタートラインに立っているか????