今日も朝から良い天気に恵まれた中、2,3年生での赤穂遠征を行いました。

昨日のトレーニングでも厳しい話はしましたが、今のみんなが自分の弱さをさらけ出さない限り、次のステップへは行けないのです。3年生同士、どうしてもここに来ての馴れ合いの空気・・・これでは大切な夏を本気でやり終える事は出来ません。自分はこの夏、それ相応の覚悟で向き合っているだけに今の3年生には物足りさなを感じる事を最初にも話しました。

もちろん上っ面だけを整えて、体裁だけの整えて大会を、夏を終える事は簡単です。

正直、今の3年生はそんなテコ入れしなくてもそれなりに出来てしまう所はあるし、いくらでも誤魔化しは効きます。でもね、コーチとしてみんなの一生に一度の大切な3年間を預かっておいて【それなりに】なんて事は保護者の方々にも失礼なんです。

そこを置き去りにしてまで適当な笑顔の輪に入りたくもないので、今は心を鬼にして向き合っています。

今日の赤穂遠征では赤穂中学校さん、赤穂FCさん、近大豊岡中さんとの3ゲーム。

ひたすらに暑い中、我々は我々の中の弱さとひたすらに向き合い、戦う事をやりました。

試合の合間も一切の時間の無駄はなく、3年生が輪を壊し、2年生の輪を壊した。

一旦壊さないと本当に何が良くないのか?まで麻痺してしまうからだ。

幸いにもうちには心を燃やしてくれる素晴らしい3年生がいてくれた事でチームはやはり救われた。何度も、何度も、チームの危機はみんなが自分達で救ってくれる。

2年生はまだ本質に向き合う勇気はないが、この経験を積み重ねていくしかない。前へ進もうとがんばってくれている面々もいる。そのメンバーが救いであり、お手本であり、嫌われても引っ張る覚悟もいる。

男の集団はそんな穏やかに進むものではない。

それでも、そんな全ての感情、思い、心、を震わせてこそ【本物】は出来上がる。

一人でも欠けたら意味がない。

みんなが主役。心を一番震わせて戦える集団にする!この夏の覚悟。

簡単じゃない!だからこそ価値がある。

対戦してくださった赤穂中学校さん、赤穂FCさん、近大豊岡中さん、暑い中一日ありがとうございました【礼】