2023年12月10日（日）、東京都墨田区内にて地域安全マップ指導員養成講座が開催され、講師1名と指導員3名で伺いました。
今回は近隣の2町内会が参加し、全体での講義の後に、自身の地域の「危険な景色」「安全な景色」をチェックして回りました。
【1班】
地域の予定と重なってしまったこともあり、半数以上がマップ作りから参加。講義やフィールドワークに参加できなかった方々が多かったので心配していましたが、区の方がキーワードについてのレクチャーをしてフォローしてくださり、無事に地域安全マップを仕上げることができました。墨田区は長く取り組んでいただいているので、とても安心感があります。「新たな気付きがあった」と発表されている受講者もおり、良かったです。
【2班】
1時間に満たないフィールドワークでしたが、「3,000歩以上歩いた」と笑いながら戻ってきた受講生。公園や団地、道路など様々な景色を見て回ったそうです。また、指導員にもこの地域ならではの特徴などを教えてくださったとのこと。発表会では、「地域に関心を持つことが一番大切だと思う」「子どもたちの登下校時の見守りも、みんなで協力してやっていきましょう」などの感想を聞くことができました。
この講座では毎回感じることですが、ご自身の地域を愛する気持ちや、そこで暮らす人々の繋がりを守りたいという思いを、今回も実感しました。物理的な景色をすぐに改善することは難しいですが、地域住民のその姿勢が「心理的なバリア」となって、物理的な弱点を補うことに繋がっているように思います。これからも、その良さを大切にして欲しいと願っています。
いつもスムーズに進められるように調整やサポートをいただき、指導員と一緒に受講生へのフォローもしていただいた主催者の方々、積極的に取り組んでいただいた参加者の皆様に感謝いたします。
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