佐渡・新潟旅⑤「宿根木の町並み&千石船『白山船』」

【過去の日記です】
2024年10月17日更新
昔ながらの町並みが残る、宿根木に行きました。
江戸時代あたりにタイムスリップしたかのような町並み!しかも今でもそこで人々が生活をされていらっしゃいます。
リアルに凄い!こんな町がまだこの国に残っていたのか!?と深い感動におそわれました☆
この集落の側に、「佐渡国小木民俗博物館」があり、かつてこの集落界隈で暮らしていた方々のあらゆるものが集められた博物館があり、そこに併設されて「『白山丸』 千石船展示館」があります。
残っていた千石船の設計図を元に、原寸大の千石船を現代に蘇らせ、展示されており、江戸時代に、北前船として日本海側を中心に我が国の海に颯爽と走らせていた、千石船のそのまんまを観る・触れることが出来ます。
想像以上に千石船は大きく、めっちゃ雄々しくカッコ良かったです。司馬先生の小説『菜の花の沖』の主人公・高田屋嘉兵衛が仲間と共に颯爽と船を操って、佐渡界隈を進んでいる情景が目に浮かびました!
今でも千石船を蘇らせたり、古い町並みを修復し、維持をする技術がこの佐渡で静かに、そして着実に受け継がれているんやなぁ・・・と、深く、深く感動いたしました。
この令和時代に、江戸時代の人たちの息吹きを町ごと観じられる場所は、非常に貴重で素晴らしいです。
そして船を作る・船に乗る人が集まる集落ですので、みんなが仲良くなければ、命にかかってしまいます。
(例えば、船員たちの意思疎通<仲>が悪ければ、船が海上でトラブルを起し沈没してしまったりする可能性が上がりますし、作り手たちも仲が悪ければ船の欠陥も増え、沈没・トラブルを起こす可能性も上がります)
だからこそ、この集落の方々は、とっても仲が良い/仲良くする習慣があり、町並みも綺麗に一つにまとまっているのだと観じました。
かつて、我が国の至る所にあった昔、昔のふるさとの美しい風景。。。これからもこの島の皆様には護り抜いて頂きたいなぁと切に願っております(=人=)☆
●宿根木の町並み
●佐渡国小木民俗博物館・千石船展示館