「公認大先達 昇補」

【過去の日記です】
2024年12月7日更新
令和6年12月6日(金)。
オークラホテル丸亀(香川県丸亀市)にて開催されました、一般社団法人四国八十八ヶ所霊場会(https://88shikokuhenro.jp/)主催「第58回公認先達研修会(昇補者の部)」に参加させて頂き、この度【公認大先達】に昇補させていただきました。
29歳の終わりに「四国遍路」と出会い“お四国病”にハマり、更にひょんなご縁から「公認先達」にならせて頂いて、10年。
着々と四国遍路行に励み(昇補を重ね)、47歳で公認大先達にならせていただきました。
本当に多くの方々/存在のおかげで、ここまで行を重ねることが出来ました。ありがとうございました。
「大先達公認證」や、柿色地に金色で大先達を書かれた「輪袈裟巻き」などをいただき、オークラホテルを後にしました。
ホテルの出口を出ると、ちょうど西日が私の全身を覆い、まるでお四国中の大いなる存在のみなさまが集結したかのように、「おめでとう、おめでとう~!」と、絶大なる祝福を受けた気分になり、感無量。。。☆
学生が、たくさんの人たちに祝福されながら卒業式を迎えたような感覚に似ている、感謝感動の瞬間をホテルの出口で味わいました。
権大先達と大先達の違いは、「権(ごん)」が取れただけ。。。なーんて、どこかで軽く思っていました。
が、実際、大先達にならせて頂いて、「大先達というものは、このような心境/次元」に成っていくのか。。。!?と、ならせていただいたからこそ分かる高い、高い境地と深い、深い【重み】を実感しています。
公認先達の諸先輩方とは違い、私は比較的、実年齢が若い状態で大先達になりましたので、まさに「馬子にも衣装」「豚に真珠」状態で、公認大先達の中でも最も、大先達の輪袈裟が似合わない人間であると、自負しておりますが(笑)、これからの長い人生の中で、この輪袈裟に見合う人間性を備えた、私に成長進化すべく、さらに精進して参りたいと思っています。
この日、一つのゴール/卒業を迎え、そして新たなるステージ/スタートへ。
“お大師さん”が師匠である恵果阿闍梨に贈られた御言葉【蒼生(そうせい)の福(さいわい)を増せ/意味:人々の幸福の為に尽くしなさい】を胸に・・・
この国、この世界、この地球の、真に万人が等しく幸福になるため、どんな苦難があろうとも、新たなる世界の創生に向けて、がんばって参ります。引き続きご指導・ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願いいたします。