「高野山 奥之院」

【過去の日記です】
2025年3月14日更新
3月14日(金)は、年女・よしこちゃんの何度目かの誕生日で、年に一度の、この世に生まれた報恩感謝の念を深めるために、その他の364日とは違うことをしようと、毎年少~し意識しています(笑)♪
たまたまこの日、和歌山県橋本市に移住した友人に会いに行くことになり・・・「せっかく橋本まで行くんやから、ついでに?!高野山へ行き、“お大師さん”のお側に直接伺い、改めて日々の報恩感謝の念をお伝えしよう!」とせっせと車を走らせました。
なお、その前(朝6時~7時まで)は、奈良県飛鳥倫理法人会の「経営者モーニングセミナー」に参加し、講話者だった、我らの八尾市倫理法人会・橋口会長の応援に行って来ました。
久しぶりに奈良県の倫理法人会の方々と再会出来、嬉しかったです♡八尾からは中川さんと真島さんも応援に来てはりました~^^♪
高野山の聖地中の聖地。今でも“お大師さん”こと、弘法大師空海がご入定されている、高野山 奥之院界隈に1時間程おりました。
奥之院にある燈籠堂が現在、工事中で中に入れないためか、それとも朝の9時過ぎに行ったからか・・・お参りしている人はとても少なく、ゆったり過ごすことが出来、つい長居してしまい、橋本の友人の家に行くのが遅れました^^;
燈籠堂の奥/弘法大師御廟の側にある、赤いマットが敷かれた長いベンチに座り、心静かに“お大師さん”と会話するのが、至福のひとときです(*^^*)☆
10分程、私以外に誰もおられなかったので、今回はゆっくりお話出来ました。
「蒼生(そうせい)の福(さいわい)を増せ」
(この世に生きとし生けるものの幸いのために尽くしあおう)
というお大師さんの声が、木々の合間から流れる早春の爽やかな風と共に、聴こえて参りました。
引き続き、南無大師遍照金剛・・・お大師さんと共に、【同行二人(どうぎょうににん)】で精進して参ります(=人=)☆
・・・今は無き、大橋家の母屋(本家)には、父方の祖母(故人)がかつて高野山で購入し植えたコウヤマキの大きな木がありました。
母屋が無くなってしまう前に、コウヤマキの枝をたくさん切って【挿し木】にしたのですが、コウヤマキの挿し木栽培は非常に難しく、極暑極寒でどんどん弱り先日、最後の一本が枯れてしまいました(涙)。
そこで閃いたのが、かつておばあちゃんがしたように、私も高野山でコウヤマキの苗を購入しよう!ということで、事前に高野山の観光協会に電話し、コウヤマキの苗木を売っているお店を2軒、教えて貰っていました。
が、思いの外、奥之院で時間をくってしまい、焦っていたのですが、車を停めていた「中の橋駐車場」に昔ながらの屋台があり、奥之院から戻って来た時に、おばさんが一人だけ、そこでコウヤマキとシャクナゲを店頭に並べはじめ・・・「お~!コウヤマキがある!!」と興奮気味&駆け足で近づき、「おばさん!この大きな苗木はいくらですか?」とちょっと恐る恐る聞きますと・・・「1,500円です。」って、安すぎませんかっ(>0<)!!!
事前にネットで検索すると7,000円弱の大きさです^^;
喜んで即☆購入し、おばさんに苗木の育て方を伺い、、、おばさん曰く「挿し木で育てることを研究してはる方もおられますが、本当は種から育てた方がいいんですよ。もちろん、これは種から育てています。」と笑顔で謙虚さの中に自信を持っておっしゃっていました。
種からここまで育つのに、この苗木ちゃんは一体何年、この高野山で生きていたんやろ・・・?
種から育てた方が、大きくなるのに時間はかかるけど、健康で長生きするねんなぁ・・・などと、コウヤマキの神秘的な凄さをかみしめておりました。
ということで、おばあちゃんお手植えのコウヤマキは残念なことになってしまいましたが、これからは私の誕生の日に高野山で購入したコウヤマキを大切に育て、どんどん大きくして、信心深いおばあちゃんがかつてしていたように、あっちこっちのお墓や寺院へのお参りする時に、このコウヤマキをお供えすべく、しっかりと育てて参りたいなと思います(=人=)御供養☆