昨年5月から始めた会員農家での栽培就労実習とスキルアップの座学による講座は明日で終了となります。
本日午後4時から、事務局・就労先農家・4人の若者に加え、この間労務指導をいただいてきた社労士の辻本さんを加えて、事業の終了会議をもちました。
これは、初めて試みであり、戸惑いも多くありましたが、無事に大きな問題もなく終えることができて安堵しています。国の緊急雇用の一環として実施した事業であることから、しっかりと総括・検証をするため、終了前日に懇談したものです。
4人からは幾つかの設問項目に率直な感想を書いていただき、併せて11か月の就労経験を語っていただきました。彼らの感想は良い機会にめぐ りあい、幸運でしたと、嬉しいお話があり、感激でした。なによりも、これからも農業分野にチャレンジしていただく意欲を持っていただけたことが大きな成果です。
TPPを含め多難が多い農業分野です。希望を持ち続け生活できる農業を営めることが理想です。でも現実は大きくかい離しており、チャレンジするには勇気と覚悟が必要です。その気持ちを抱いていただける若者が育ったことが事業の財産でした。
<事務局:明日、就労現場で最後の終了式を簡単に行う予定ですが、若者の前途が開くことを期待しているところです。試行錯誤の連続でもありました。着陸できて一安心です>