フランス風料理(ソースとドレッシングの違い)
今回はごく当たり前のことですが、ドレッシングとソースの違いを論理的に考えます。
酸味の違い
端的に違いを述べると酸味(酸っぱさ)がたっぷり入っているのがドレッシングで、
酸が入っていないかわずかのものがソースです。
この違いを除くとほとんど同じです。基本的には何を使ってもよいわけです。
油分と水溶性の問題
ドレッシングはオリーブオイルと酢の混合物をベースにしますので油分と水分を混ぜ合わせて乳化させる
すなわち混ぜるだけで作ることができます。
一方
ソースは食材を煮詰めるだけで撹拌しなくてもよい
ソースの作り方の基本
材料を煮詰める。
これが基本であり、面倒で時間がかかる理由ですが、なんとか煮詰める作業を回避できたら、ソース料理も苦になりません。
ドレッシングは野菜用、
ソースはメインの料理用とは限りません。ドレッシングもメイン用にもどうぞ。
結構おいしいものになります。
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オイルフォンデュ バーニャカウダ
/bagna Cauda沈 唱瑛 イタリアを代表する前菜レシピのバーニャカウダ。
ピエモンテ州の郷土料理です。
このバーニャカウダソースがあれば、野菜が驚く程食べられます。
保存もできるので、重宝するサラダの「あったか」ソースです。
所要時間:10分
野菜のオイルフォンデュがバーニャカウダ
イタリアンのアンティパストの定番、バーニャカウダ。
イタリア ピエモンテ州の郷土料理です。
バーニャとはソースの意味で、カウダはピエモンテ風カルダ(calda:訳/温かい)が訛っ
た言い方です。
つまり、バーニャカウダはその名の通り、「温かいソース」という意味です。
温かいソースに、好みの野菜につけて食べる「野菜のオイルフォンデュ」とも言えます。
バーニャカウダ/ Bagna Caudaの材料(2人分)
バーニャカウダの材料
エクストラバージンオリーブオイル 50cc
アンチョビ 4-6尾(フィレ)
ニンニク 2-3個
レタス 1/4個
きゅうり 1本
にんじん 1/2本
ブロッコリー 1/2個(茹で済み)
その他、好みの野菜…………適宜/例:セロリ、ジャガイモ、キャベツなど
バーニャカウダ/ Bagna Caudaの作り方・手順
バーニャカウダの作り方
1:ニンニクの芯を取り除き、他の材料と共に弱火にかける
ニンニクは縦半分に切り、芯を取り除きます。小鍋にニンニク、アンチョビ、オリーブオイルを注ぎ、弱火でじっくりと煮ていきます。
2:アンチョビがほぐれるまで鍋をよくふります
オリーブオイルが煮えたら、何度か手鍋をふり、アンチョビが沸騰の気泡でくだけたら火からおろす。粗熱がとれたら、ミキサーでソースにし、好みの野菜に添えていただきます。
ガイドのワンポイントアドバイス
季節の野菜を美味しく頂けるのが特徴のバーニャカウダ。茹でたジャガイモ、キャベツ、大根、カブなど、好みの野菜でお召し上がり下さい。 ミキサーがない場合、粗熱がとれやけどしない温度になったところで、ニンニクをフォークで潰したり、すり鉢に入れて崩したりしても可能です。また、ウォーマーなどの機材を使って、下から温めてサービスしても、いつまでも温かいソースとして提供できます。 一週間程冷蔵保存ができますが、食べる時は、一度温めてからご提供下さい。
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