・期 日 2012.4.14
・場 所 松尾湿原
・参加者: 会員17名 (小川、川本、西川、大下、四位、政元、安藤、岡崎、納田、辻、久利(泰)、久利(え)、山本、濱田、岡澤、森田、国田)
福井先生 (朝早くに下見にこられ、指示のメモを残され、午後から再度参加された)
朝、宝塚駅に集合したときには降っていた雨もバスが出発するときにはあがり、山間に咲く満開の桜を楽しみながら自然の家に到着した。
午前中、女子会員は、ショウジョウバカマ、シハイスミレ、オオミズゴケの植生調査、男子会員は前面広場の湿原復元に向け、溝を土で埋め、表面を傾斜を作りながらならす作業を行った。
ショウジョウバカマは昨年度は時期をはずしたため未調査となっていたが、今年は最盛期での調査となり、2年前のデータに比べ、さらに増加した数を確認した。一方、オオミズゴケはこれまでカウントしていた数か所のものにつき、午後、福井先生に確認したところ、違う種類の苔であることが判明した。
復元に向けての作業も順調に進み、午後参加された福井先生のご意見に従い、修正作業を行い、前回削りとって置いておいた、湿原植物の種が含まれている表面土を復元広場の左側にまき、作業を完了した。しばらくはこのまま様子をみることになる。
写真右上 女性会員による植生調査
写真右 広範囲に生えている”ショウジョウバカマ”
写真右 前回埋め戻しに搬入した土のならし作業 湿原は”田植準備”の様なぬかるみ状態でした。
写真右 ステンレス製の柵の復元作業と前回はぎ取っていた”表土”を範囲を決めて播いています。この範囲が、今後どのように湿原化していくかが楽しみです。
午後は快晴となり、帰りのバスも美しい風景を眺めながら皆満足して帰路につきました。
(%晴れ%)(%ニコ男%)(%ニコ女%)(記;小川)