第5回いのちのうた講演会「トラウマは癒される」〜心の元気を失わせない秘訣〜

第5回 いのちのうた講演会
『トラウマは癒される〜心の元気を失わせない秘訣〜』

講師:ヘネシー澄子博士(東京福祉大学名誉教授)

★あなたは対人関係で悩んでいませんか?
★あなたは、あなたの心の悩みを誰にも打ち明けられずひとりで苦しんではいませんか?

※「トラウマとは何か?」から始まり、日本ではなかなか聞けない、「心の弾力性」を失わないためのアメリカの先進的なトラウマ対処療法や予防法などの大変興味深いお話が中心です。

開催日時:2012年5月13日(日)14:00〜16:00
会 場:エステルホール 小嶋医院2階 兵庫県篠山市北46−5

参加費 :500円
お申し込み・問合わせ:小嶋由貴子
携帯090−2388−4585 FAX079−590−1090
 ※会場準備の都合上、できれば事前にお申し込みただけると幸いです。

主 催:いのちのうた(こちら
後 援:篠山市、篠山市教育委員会、篠山市社会福祉協議会
 

DV被害者の支援活動をしている小嶋由貴子さんの企画担当で、東京福祉大学名誉教授ヘネシー澄子博士をお迎えして特別講演会を開催致します。

DV被害者の方をはじめ、トラウマによる心の悩みをもたれているご家族ご友人の助けになりたいと願う方や地域の皆様、教育・福祉・医療・人を育てる仕事に従事されている方々に、日本ではなかなか聞けない「心の弾力性」を失わない(=心の元気を失わせない)ためのアメリカにおける先進的な対処法や予防法に関する講演会をぜひ聞いていただきたいです。

【ヘネシー澄子 略歴】
クロスロード・フォー・ソーシャルワーク社 ディレクター。
1937年横浜生まれ。東京外国語大学仏語科卒業後、ベルギーとアメリカに留学。ニューヨークのフォーダム大学で社会福祉学修士号を、コロラドのデンバー大学で博士号を獲得する。ニューヨーク市の貧困地域で非行少女対象のグループワークや、市立病院や私立病院で医療ソーシャルワークを実践した後、ニューヨーク大学社会福祉大学院助教授となり主にグループワークの授業と大学院生の実習指導を行う。1974年コロラド州に移住して州の発育遅滞者支援局のソーシャルワーク部長として公立・私立全部の発育遅滞者支援施設に働くソーシャルワーカーの訓練や教育にあたった。1980年にインドシナ難民の為、外来のアジア太平洋人精神保健センターを創立し、初代理事長を務める。1984年より所長としてセンターの発展と21ヶ国語でPTSD患者の治療にあたる73名のアジア系精神保健セラピストの養成に専念する。1990年、コロラド州女性名誉殿堂入り。2000年引退し、新制の東京福祉大学で実習担当主任教授として日本に赴任。教鞭をとりつつ、日本各地で福祉の多分野に渡る講演や、事例研修会を行った。2004年3月大学を退職して帰米、現在コロラド州オーロラ市に在住して、夫とクロスロード・フォー・ソーシャルワーク社を立ち上げ、日本の児童福祉に携わる人達の研修を日・米両国で行っている。2005年4月より東京福祉大学名誉教授を務める。2007年10月より、関西学院大学の客員教授として教鞭をとる。
 著書に反応性愛着障害を書いた「子を愛せない母・母を拒否する子」(学研社2004年)、子どもとトラウマについて書いた「気になる子 理解できる ケアできる」(学研社2005年)がある。