ロケット弾が学校を直撃

7人の負傷者がカブールの病院へ

「…友達と校庭で遊んでいたら、銃声がして、その直後に爆発音が聞こえたと思ったら、左足に猛烈な痛みが走って動けなくなっちゃった…」

10歳の少年、ズィアウラフモンが語る。彼は今カブールの病院にロケット弾の破片による大腿骨複雑骨折で入院している。

彼は他の6人の少年と同じ病室で足を吊り下げた状態でベッドに横たわっている。一番年上の少年は10歳、最年少は6歳だ。

9歳のサフィウラーは包帯に巻かれた手を私に見せながら、こう言った。「ミサイルが爆発した時、僕は校庭に座ってた。僕の傷はたいしたことはなかったけれど、一緒にいた友達は意識を失って、何を言っても答えなくなってしまった…」

こうしてアフメッド カルザイ小学校の子供たちが次々に語る内容で、9月18日の朝、ロガール地方の首都、プルアラムで何が起こったのかが次第に明らかになっていく。

7人の患者たちは状況を我々に説明することができる。他の同級生の5人にはもうそれはできない。少年たちは目的を誤ったミサイルのために休み時間に、校庭で、死んでしまった。

Luca Radaelliのレポートより