3月9日、都市計画やエリアマネジメントなどで著名な小林重敬先生(東京都市大学教授)を中心とする研究グループをお迎えし、住宅団地再生地区のマネジメントに関する情報提供と街の案内を行いました。
フランスと日本の団地再生の比較を通じて、団地再生におけるエリアマネジメント組織のあり方を探ろうと、千里ニュータウンを訪問され、UR及びURサポート、大阪大学澤木先生たちとともに応対させていただいたものです。
南千里駅周辺の再生団地(OPH佐竹台住宅、府営佐竹台住宅)を見学したあと、コミュニティカフェ&レストラン「さたけん家」へ。
ひがしまち街角広場では、赤井さんが加古川から駆けつけ、街角広場の歴史や役割について話してくださいました。
府営新千里東住宅の既存住宅と建替え住宅
その後、会場を千里中央に移し、懇親の場を持ちました。
数時間の意見交換や交流を通じて、欧米では団地再生を進めるために明確な主体が組織されるのに対して、日本ではまちづくり意識に基づく住民・市民のボランタリーで非組織的な活動が展開されるなど、エリアマネジメントに違いがあるように感じました。