◇◆ひきこもりにとって自己実現への道は遠いのか◆◇
さいきん、貧困問題で「生存権」という言葉をよく耳にしますね。
私はこの権利はとっても大切な権利だと思うし、
国(行政)が何が何でも、また誰に対しても保障すべき
権利だと思うのです。また私たち市民はこの権利を
強く主張しても良いと考えます。
ひきこもりにとっての生存権とは—
多くの方にとってそれは病状でもあり、
家庭やご自分の事情にもあるでしょう。
難しい問題であり、すぐに解決できる事ではないですね。
継続した支援が必要となります。
では、ひきこもりにとって自己実現とはいかがでしょう。
それは生存権・生活権が確立されてからの問題ですよね。
国民は文化的な生活を送る権利があるわけですから、
カルチャーライフを満喫とまではいかなくても
楽しむゆとりがなくては生存権(生活権)は保障されていないのですし、
自己実現には進めないでしょう。
ではその権利”郡”をどう保障していくのか—
やはり行政が動かなくてはならないでしょう。
行政は国民のニーズで動くところが大きいです。
私たち市民が活動の中で声をあげていく、
なので、私のこのつたないつぶやきも
無駄にはならないのかもしれないのですね。
「声」を上げるという行為は本当に大切なことです。
中には「何だあのやろう」と悪口を言う人も出てくるかもしれない。
でも声を上げ続けることが、私だけではなく、
私たち(悪口を言う人も含め)の権利の底上げを
もたらすのだと信じています。