今日から梅雨入りですね。

さて、5月22日にバリ島をテーマに多文化カフェを開催しました。

講師は、バリで楽団を結成して音楽活動をしている、加藤恭子さんとインドネシア人のご主人。お二人から、バリの生活や文化のお話をうかがうとともに、参加者全員で簡単な音楽ワークショップを楽しみました(%音符1%)

イスラム教徒が多いインドネシアの中で、バリ島はヒンズー教徒が90%を占め、昔から農業の傍ら絵画や彫刻といった芸術にいそしんでいたそうです。
そして今でもかつての日本のように、いい意味での「ムラ社会」が存在していて、農作業等もお互いに助け合いながら暮らしているとのこと。

そしてバリ島の音楽といえば「ケチャ」が有名ですが、楽器を使わず、人の声を手拍子だけで表現するのが特徴です。
今回は表拍子とウラ拍子の2組に分かれて、簡単なリズムで手を叩いてみました。少しはケチャっぽくできたでしょうか???

最後は質問タイム。「子ども連れでも楽しめる場所は?」という質問には、「バリの人たちは大家族で暮らしているせいか子どもが大好きで扱いも慣れているので、レストランも子連れでも大丈夫だし、どんどん地元の方に甘えてみれば?」とのアドバイスが。また、観光地から一筋でも裏の道に入って、少しでも現地の人に簡単なインドネシア語で話しかければ、単なる観光以上のコミュニケーションができるはず!とのことでした。
ぜひバリ旅行の際は路地裏を歩いてみましょう〜!

加藤さんご夫妻は日本でも音楽活動をされているので、どこかでバリの音色を聴くことがあるかもしれませんね(%音符2%)

6月の多文化カフェは、14日に開催予定です。
中国の大連出身で太極拳の先生をされている女性から、大連のことや文化大革命の経験についてのお話と、簡単な太極拳のワークショップをしていただきます。動きやすい服装でおいでくださいね!