日 時 平成24年6月16日(土)
場 所 神戸女学院
講 師 岩田康夫氏(神戸女学院大学教授)
「笑う」「話す」「表現する」等、心の内にため込まず外へ出す
効果についてご教示賜りました。
「笑う」とは言葉によらない言葉、すなわち表情ですが、声を
出して「ワハハハ・・・」と笑うことだけではなく、「微笑む」とか
「苦笑する」とかも笑いです。
一般的に「笑う」は相手に良い印象を与えると言われますが、これは ほがらか・健康的・明るい・好印象等のイメージからくるものだと思われます。
また「笑う」と得をするそうですが、その理由は「癒される」「スッキリする」「臓器などが運動する」「ストレスが解消する」「神経難病等に良い効果が期待できる」等々によるものだとか。
人生に生きがいを持つと楽しくなり、楽しくなると笑うし、笑うと身体に良いという循環になるようです。
それから勇気がいることではありますが、弱さを情報公開することで自分の欠点を皆に知ってもらい、応援してもらうことも団体生活には欠かせないことです。
「話す」の語源は「放つ」であり、思い切って内なる自分を外に出すこと、言葉にすることが、癒し・救われることにつながるとのことでした。
話しを聞いてくれる人を近くに持つことの大切さが身にしみます。