ポストサークル西宮のスリーA認知症予防教室

6月20日(水曜日) 午後1時半〜
西宮文化会館小会議室において
西宮ポストサークルが開かれ
きららが認知症予防ゲームの体験教室を開きました。

参加者は12人。男性6人、女性6人。
ご夫婦での参加も一組ありましたが
明らかに30歳代後半から40歳代前半の若い男性が数人参加。
郵便局の関係者の方かもしれませんね。

あとだしじゃんけんでは思わず頭をかしげて考え、
指体操が始まると顔がゆがみ、

グーパー体操になると上着を脱ぐ人が。。。
認知症予防のゲームはお年寄り向けだなんて決して侮れませんね。

それでも、みなさん3〜4回同じゲームを繰り返すとサクサクできるようになり、
時間もまだまだたっぷりあるので、
ゲームの効能などを説明しながらすすめました。

リズムで「右の方のお膝」に触れるところで男性陣から思わず声がもれました。
日頃女性の膝に手を置くなんて、しかも、もしかして同僚の女性の膝(?)だなんて!
こんなことでテンションが上がるなんて、今日の参加者はやっぱり若い!!

お手玉回し終盤の玉入れでは、15人もの結構大きな輪から投げたのに
はずれはたったの2個。
これじゃあ計算の練習にはなりませんね、と苦笑い。
日頃の何気ないことでも計算をしてもらうことが認知症予防には効果ありと
お話しました。
言葉集めビンゴのお題は「6月」
祝日もなく、これと言った行事もなく、確かに難しかったかもしれませんが
結構みなさん苦労されました。
「暑中はがき」なんて言うポストサークルらしい言葉も出て、全部で40個でました。
中でも注目は「花嫁」と「結婚式」
ジューンブライドが日本でもすっかり定着したのですね。
昔は梅雨の季節の6月は結婚式のオフシーシーズンだったはずと驚きました。

シーツ玉入れ、じゃんけんゲームは童心にかえって楽しみました。
じゃんけんゲームで、「次は負けた人はリボンを2本渡してください」と話したら、
もうすでに2本しか首にかかっていない女性が、とてもがっかりした表情だったのですが、
なんと、結局彼女が優勝しました。
思わず抱き合って喜んでしまいました。

あとで感想を述べていただいたとき、彼女は
 孫に自慢します!
と嬉しそうでした。
ほかにも
 指体操ができなくて悔しいから家で練習します。
 言葉がなかなか出てこなくて自分でも驚きました。
 勝ち負けがあるとつい夢中になってしまいます。
と、とても素直な感想をいただきました。
年齢に関係なく、楽しいことはみんな一緒なんだなあと思いました。

皆さんから「楽しかった」という言葉をいっぱいいただけて
私たちもとても楽しかったしうれしかったです。
ありがとうございました。 (報告 天野)