町屋の芸術学校「地域の歴史を伝える、編集の仕事」講座のご案内

町町屋の芸術学校〜町屋でアートを。新しいスタイルの学びがここに。〜

■日 時:平成24年7月29日(日)
 13:30〜講演会
 15:30〜ティータイム交流会
 17:30 終了
■参加費:1,000円(アートサポーターは800円)
■定 員:20名(予約優先。)
■会 場 :ささやまな家(兵庫県篠山市河原町125番地)
■主 催:丹波篠山・まちなみアートフェスティバル実行委員会(こちら
 TEL079-552-2524 FAX079-552-5718
■共催 :ROOT
 TEL079−552−3988

季刊誌「あかい奈良」元編集長 倉橋みどり氏講演会
「伝える」仕事を目指す人のための「地域の歴史を伝える、編集の仕事」講座

今回は、奈良県で地元発信の機関誌「あかい奈良」を発行・編集しておられた倉橋みどりさんをお招きして、地域が大切にしてきた「暮らし」、歴史・芸術・生活文化などをどのように多くの人に伝えて行くか、どのように情報発信していくのか、これまでのご実績を紹介いただきながら、お話を伺います

【あかい奈良ホームページより】(こちら
人は 自分の生まれた土地や住んでいる場所に 特別な思いをよせるものです。しかし あまりにも身近すぎて 見えていないこともあります。
そこで 私たちはこの「奈良」について考えました。古代の歴史遺産に恵まれている奈良。けれども 奈良を形づくっているものはそれだけではありません。中世 近世 近代 そして現代への長い繋がりの中にこそ新しい奈良が発見できるのでは。知っているようで 知らなかったこと 今さらながら 驚くこと、そして だれも知らなかったこと。変わらないものにふれることで 心が癒されることがあります。歴史を知ることで 未来が見えてくることもあります。そんな奈良を伝える季刊誌づくりを通して、ささやかながら奈良をデザインしていけたらと思います。
 いにしえびとの知恵が作った朱・丹・紅などの「あか」にこれから動き出すエネルギーをたくして 「あかい奈良」をお届けします。

〜倉橋みどり氏プロフィール〜
1966年生まれ。山口県出身。奈良在住。
約9年の会社勤めを経てフリーの編集者・ライターに。
結婚を機に大阪から奈良に移り、99年より季刊誌『あかい奈良』にライターとして参加、2006年より同誌編集長を務めた。同誌は、広告が一切なく、考古学や民俗学の話題をはじめ、人物像、芸術、伝統的な行事、食べ物、文学にいたるまで、様々な角度から地元・奈良を紹介する雑誌として親しまれ、2012年休刊になった今も地元住民からの共感も厚く地域に愛されている。
現在は、奈良きたまちで約100年前に平城宮跡の保存に奔走した棚田嘉十郎氏の邸宅を再生しここを拠点に交流とまちづくりを促進する活動拠点「踏花舍」を構え、仲間と共に文化講座や体験ワークショップ・まちあるきイベントなどを実施しながら、雑誌・新聞での奈良特集の企画・執筆なども多くてがけている。