茶碗蒸しを作りました

茶碗蒸しとは、鶏卵をだし汁でとき、鶏肉・かまぼこ・ギンナン・シイタケ・ミツバなどを筒状の器に加え、蒸し器で蒸して作る料理です。

歴史は古く、寛政年間京・大阪からはじまり、江戸や長崎に次第に広まったと言われています。

茶碗蒸しは元来お吸い物の変形として扱われていたらしく、会席料理などで茶碗蒸しがつく場合、お吸い物がつかないこともあるようです。

冬場は熱いまま、夏場には冷やして供されます。


茶碗蒸しの作り方

★材料4人分

《具材用》

鶏肉:4切れ しいたけ:2個 エビ:4個 かまぼこ:4枚 ギンナン:4個 ミツバ:4枚 酒:少々 醤油:少々

《卵液用》

卵:2個 だし汁:400cc 醤油:小さじ1 みりん:小さじ1 塩:小さじ1

★作り方

① 卵液を作る
だし汁に醤油、みりん、塩を加えてひと煮立ちさせ、さましておく。
卵を溶き、こした後、冷ましただし汁と混ぜ合わせる。
このとき泡立てないように。 

② 具材を用意
鶏肉は一口大に切り、酒と醤油で下味をつける。
エビは背ワタと殻を取って、酒を少々ふり臭みを取る。
しいたけとかまぼこは、薄切りにして人数分用意する。

③ 蒸す
器に具材を入れ、卵液をそっと入れる。
器を蒸気の立った蒸し器に入れ、初めは強火で2分程度、すぐに弱火にかえて15分程度蒸す。
蒸せたら、ミツバをのせて出来上がり。

*1 蒸し時間が長いと、卵が凝固し過ぎてしまい隙間(す)ができてしまいます。
蒸し器の蓋はずらして布巾をはさんでおくとよいでしょう。
*2 電子レンジで作る場合は、爪楊枝などで穴を開けたアルミ箔で器にふたをします。
5分ほど加熱して、後は1分毎に固まり具合を確かめてください。