アゴラOPINION:飯田哲也氏の敗北に思う−「典型的」市民運動の限界
宝塚市も連携しているので他人事ではない.
僕の価値観では,
NPO経営者が政治”家”にはしると,そのNPOは終わる.
端的に言えば,解散すべきだと思う.
結局選挙に出んのか...と,まわりをしらけさせたのだから.
助成・補助・寄附の期待(その殆どは経営者への投資だ!!)を裏切ったわけで,
裏切者に次のチャンスは無い.
NPOは,政治・政府・行政から独立していなければ,次のステージの扉に手が届かない.
結局,下請けNPOでしかない.
日本の政府部門は,いかに合理的・効率的に縮小していくか,という選択肢しかないわけで,下請けとして迎合する対象ではないから.
政治”家”は,その寄生虫なわけで,首長であっても,結局,地域・社会を変えられる選択肢は無い.
政治の中にいては,選択肢が無いのに,なぜその政治に行きたがるのか?
そもそも地域の経営センスが無い,ということを,自ら証明しただけではないか.
NPOは,下請けではなく,相互に欠くことのできないパートナーとして,政府部門と関係を構築しなければならない.
それゆえ,政府を批判するだけのNPOってのも論外.
日本が幼稚なのは,相応の目に見えて分かりやすい実績がNPOサイドにないと,政府部門が握手の手を差し出さない点だ.
可能性にかける,事業チャンスをつかむ,という握手ができないと,その地域は衰退していくのに...
そして,衰退の限界ラインをこえてしまっては,誰の手も握れないのに...
なので,変な話(と同時に分かりやすいのだが),
「NPOがやってみせる」
が最初になる.
もう笑うしかないのである(‾ー‾)