おもしろかった.
1956年のアデナウアー元西独首相の発言.
「いかなるヨーロッパの国も今後世界の主要国になることはあり得ない。だが、世界で重要な役割を果たす方策が一つ残されている。それはヨーロッパを統合することだ。統合ヨーロッパを作れば、(アメリカに対する)屈辱を晴らすことができる」
個人的には,一番分かりやすい動機.
10年くらい前にドイツに調査で行った時,現地のバンカーからも同じ話を聞いた.
その時は,もっと経済合理性よりで,要は世界一の経済力をとり戻すだった.
トルコ7500万人(10年もすれば1億以上)が合流して,背景にあるイスラム経済圏をうまくとりこめば,より現実的になるかな,と.