9/12、箕面の“まちなかのみどり”を議論してる「わいわい会議」(主催:プロジェクトみどり)のメンバー9人(箕面市職員1人を含む)が、お隣の池田市の五月山にある「緑のセンター」を見学しました。
【写真】緑に包まれたメルヘンティックな建物・・池田市「緑のセンター」
訪れた目的は、箕面で検討中の花とみどりを豊かにする活動拠点づくりの参考のため・・。
.
この「緑のセンター」は、「五月山緑地 都市緑化植物園」内にあります。
「植物園」は山すその造成などに11年かけて整備され、“市制50周年”記念の平成元年(1989)にオープン(完成は平成3年(1991))。
温室や芝生広場などもあります。
【写真】バラの花のゲート越しに見える りっぱな温室。
奥には「冷温室」も・・。
これらの総工費は10億円以上、池田市の魅力づくりの“モニュメント事業”として行われたようです。
.
「緑のセンター」はみどりの相談・講習・展示などを行い、いわば市民のための“花と緑の総合案内所”で、「植物園」として年8万人が訪れるといいます。
また、「緑のセンター」のテラスや芝生広場などではコーヒーが楽しめ、市民の“花と緑の憩いの場”に・・。
【写真】左:芝生広場のテーブルとイス。ティーパーティもできそう・・。
右:飾られた鮮やかな・・お花
.
【写真】お花がそよぐ芝生広場を横切る見学メンバー・・。
.
ということで、こんなりっぱな「植物園」は今すぐ箕面でも・・というのはムリそう・・。
箕面市民も、このチャーミングな「植物園」を利用させてもらえばいいのでしょうね。
(早速、当日、申し込みましたが、当然ながら箕面市民も利用OKとのことです)
ただし「緑のセンター」自体は、建物はともかく、その役割はこれからの箕面に大いに参考に・・。
著名なベテラン相談員さんを配置してるのですが、ここでも、近年、園芸相談の件数は減ってるそうです(先に訪れた吹田や豊中も同様)。
やはりインターネットの影響だろうとのことでした。
そこで力を入れてるのが、市制70周年記念で始めた「花の絵はがきコンテスト」をはじめ、お花の絵・クラフト・アロマ・草木染めなどの教室や、「秋の盆栽展」(9/20〜9/24)「アートフラワー作品展」(9/27〜10/8)などの展示会といいます。
園芸が基本ですが、“みどりの文化面”も・・という感じです。
.
この「植物園(背後の緑地(里山)を含む)」や「緑のセンター」を運営してるのは、財団法人「池田市公共施設管理公社」で、五月山一帯の「動物園」「城跡公園」「体育館」「駐車場」を一括管理してます。
※ 同公社の管理は、市の公園・道路・下水道などに及びます(指定管理者又は受託業務として)。
なお、地域緑化向けののフラワーリーダーなどの育成は、池田市が、直接、行っているとのことです。
【写真】管理公社の若い職員さん(真ん中の2人)から、なごやかに説明を聞く一行。
ガラス面には、見事な“緑のカーテン”が陽射しをさえぎってくれて・・。
普段は、ここでもコーヒーが飲めるとみられます(緑のセンター・ロビーで)。
.