松尾湿原の植生調査と保全活動

・期 日 2012.9.15
・場 所 松尾湿原
・参加者 小川、西村(昭)、山根、西川、山本、川本、公文、森川(久)、豊買、久利(泰)、久利(え)、戒田、森田、伊藤、安藤
 本日は厳しい残暑の中での植生調査となりましたが,会員諸氏15名が元気に活動に参加しました。
本日は講師の福井先生のご都合がつかず,会員主体の調査となりました。
FM宝塚から若い二人のインタビユアーが取材にこられ小川代表が午前中付きっ切りで対応されました。(ラジオFM宝塚の放送は下記”注”参照)
 作業開始前のミーティング後,2〜3名ごとに調査担当を定め,サワヒヨドリ,シロイヌノハナヒゲ,ヒメシロネ,ホザキノミミカキグサ,コイヌノハナヒゲ、キセルアザミの6種類を対象に,昨年の植生マップに重ねて今年の調査結果を書き込みました。
 調査の中では,8月25日のサギソウ観察会よりも草木が茂り,生育が活発で,生育面積が広がり株数カウントが困難な植生は生育面積のみの確認と成りました。
 見分けが難しい植生は“植物ポケット図鑑”で照らし合わせながら会員同士で意見交換で解決??したようです。今回は湿原全体にいろいろな可憐に咲く花々を探し出すのは楽しくもあり,会員一同存分に楽しみながら取り組みました。
作業の合間に,案内看板に掲示している花の写真更新も行いました。
 調査活動は午前中に完了したので、FM宝塚からのインタビユアーも交え記念写真をとりました。
会員より提案のあった外来種で、湿原には天敵となる“メリケンカルカヤ”が湿原の上のほうに密生、繁殖している。(昨年にこんなに沢山生えていたかどうか記憶にないが)午後からはこのカルカヤを参加会員全員で根っこから引き抜き、湿原の見栄えもかなりよくなりました。
写真右上 植生調査作業状況

写真右 FM宝塚から亀井プロデューサー、パーソナリティ担当の林さんが来られ小川代表がインタビューされています。

写真右 全員(?)汗びっしょりで草抜き作業す。

写真右 FM宝塚の林さん(前列右側)と一緒に集合写真

 心配していた黒雲を伴う雷雨はなく無事宝塚駅前に帰り着き本日の作業は終了しました。
皆様お疲れ様でした。(%晴れ%)(%笑う男%)(%笑う女%)(記;安藤)
“注”ラジオの放送日時は、9月29日(土) 12時30分からの「つながるボランティア」で放送されます。

追記 10月13日に予定している「秋の湿原植物の観察会」のチラシをPDFで掲載します。(PDFをクリックするとチラシが見れます。)皆様のご参加をお待ちしています。