濃密スケジュールの養成講座

9月22日、23日“市民交流センターひがしよどがわ”でラフターヨガの先生たち10人対象の<スリーA方式認知症予防ゲームリーダー養成講座 IN 新大阪>が開催されました。
計画は、22日は午後6時からの夜学、23日は午前10時から午後8時まで、ぶっとおしの勉強会です。
初日は主催者・受講生・私と、新大阪駅に夕5時半の集合。当日は駅近くのホテルに殆ど全員が分宿しました。なにしろ参加者は東京から、福井から、福岡、大分、兵庫からと、遠方で多忙な人が多いのでした。時間の都合がつけやすいようにと、よく練られた企画でした。それでも一日だけの受講の方もおられました。どこかで補講を受けて頂けると良いのですが…。

一日目は6時から8時まで1回目の講義と実技、二日目は10時から19時半まで、昼食と10分休憩を入れながら、4回分の講義と実技指導の全教科を、あまさず無事に終えました。
二日間の凝縮講座でも、20種目の脳活性化リハビリゲームのコツとスリーAの真髄は、間違いなく伝わるものだと思いました。

受講生の皆さんは、日常活動としてインドで始まった“ラフターヨガ”を、日本でも普及している各地の教室で、笑いを教えておられる方たちです。皆さんが、スリーAの笑いの本質と技法をよく理解してくださり、私は大々満足しました。ヨガにプラスして、認知症予防ゲームを活用されるに相違ありません。
修了証授与式はラフターヨガ式のとても楽しいスタイルで行われました。向き合った2列の人垣、踊るような大拍手と笑い声の中を、名前を呼ばれた1人ずつが通りぬけて、修了書を受け取られるのです。

笑顔が倍以上にあふれる受講生の皆さんとお別れして、新大阪駅に行くと電車が来ません。構内放送を聞くと、大阪駅で事故が起きたとのこと。私はプラットホームにある駅事務室の近くに居たので、事故連絡をうけた駅員の行動を垣間見ることができました。乗客へのアナウンスは何度も繰り返されて丁寧でしたが、次々と何も知らない新たな乗客が、プラットホームに溢れそうに増えてくるのです。
30分ほどで新快速が運行再開となり、私はアナウンスに従って臨時の発車番線へと移動して、行列の前の方に並ぶことができたので、一番電車に乗れました。
構内アナウンスや車内アナウンスも、行き届いた納得できる案内で、騒ぐ乗客など1人も出ませんでした。新快速が徐行している理由も納得、安心でき、西日本JRに信頼感をプラスしました。新大阪駅の駅員の応対も良かったな〜、と思い返しています。

会場を出てから京都まで立ったままでしたが、二日間、10時間の講義で、疲れるどころか元気を貰ったためか、普段の腰痛も出なかったのは不思議なくらい有難いできごとでした。

高林実結樹