【西条柿の由来】

黒にんにくの件で淡路島に行ったときに無人の野菜売り場で買い求めました。7、8個入っていて100円でした。こんなに美味しいとは!
 
もっと買って置けばと後悔しました。次回も淡路島で売ってたら買いと思います。

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【西条柿の由来】

西条柿の歴史は古く、16世紀半ば、毛利氏と尼子氏の覇権争いが行なわれていた頃、西条柿はすでに干し柿として加工され、武士の保存食料として珍重されていたそうです。

本格的な栽培が始まったのは昭和初期からで、昭和30年代にドライアイスの渋抜き技術が普及するとその品質は飛躍的に向上しました。

西条柿の名前の由来は、広島県東広島市の「西条町」とも愛媛県の「西条市」ともいわれていますが、定かではありません。

ただ東広島市の「西条町」の名刹長福寺には西条柿にまつわる由縁が書き残されていると聞きます。

鳥取県は今では国内有数の産地となり、県東・中部を中心に栽培されています。

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日本の果物 THE KAKI!

柿は梨や栗と同様、日本でも古くから食べられている果物の一つです。

1500年くらい前に中国から伝わったとされる説もありますが、日本が原産という説も有力です。

学術名が”Diospyros Kaki”というように柿は英語圏で”KAKI”として親しまれています。

“persimmon”と覚えた記憶がありますが、調べてみると小さなアメリカ柿を指してそう呼ぶそうで、日本の柿とは種類が違うとのことです。

鎌倉時代に甘柿が誕生し、今では1000品種もあるそうですが、甘柿は成熟期の秋の気温が十分でなかったり、

夜の気温が下がり過ぎたりすると木の上で渋が完全に抜けないため、西日本の暖かいところで多く栽培されています。

逆に干し柿は寒くならないと吊るしているときにカビがはえます。

何はともあれ、柿本人麻呂や「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺(正岡子規)」に代表されるように、日本の人名や和歌、俳句、文献にも多く登場する柿は、温州みかんと並んで日本を代表する果物です。