宝塚エコネットの環境学習エコバスツアー、今回は「神戸市水の科学博物館」と日本のへそ公園の中にある「にしわき経緯度地球科学館」です。
あいにくの曇り空でしたが、傘をさすほどの雨に遭うこともなく、連日の暑さがうそのような心地よい風が吹き抜ける1日でした。
参加者は会員19人を含む総勢47人。定刻通りバスは満員の乗客を乗せて、朝9時に宝塚を出発しました。
車中では小川代表の「本日のテーマはあえて言うなら、水と地球です」の挨拶に続いて、今回の企画から運営まで全て中心になって担当してくださった山本さんのユーモア溢れる案内で、早くも和やかな雰囲気に包まれました。

9時52分、最初の目的地である神戸市水の科学博物館に到着。六甲山の麓で、大正6(1917)年に建てられたにドイツルネッサンス様式の白亜の洋館に目を奪われます。

入り口で眼鏡を渡されて入った部屋では、川の水や噴水が手の届くところまで押し寄せてくるような疑似体験ができる3D映像で、楽しみながら水のしくみを教えてくれました。
(%笑う男%)(%笑う女%)

続いて水の実験室では、普段何気ない生活で体験している水と空気の不思議な関係が、先生の巧みな実験と話術で次々に解析されていくのを、夢中になって見入ってしまいました。
その後各自思い思いに館内を見学した後、ふたたび白亜の洋館に見送られて車中へ。

次の目的地までの車中は、恒例の「豪華景品付クイズ」で盛り上がりました。毎年の事ながら山本さんの出すクイズは、驚きや発見やウィットに飛んでいてたいへん勉強になりました。今回の景品には川本さんちのさつま芋も加わってなごやかな雰囲気で終了しました。途中、注文していた豪華弁当を受取って、一路へそ公園へ向かいました。
(%ニコ男%)(%ニコ女%)

ようやく着いたへそ公園では、みんな思い思いの場所でお弁当を広げて、心地いい秋風に包まれながらおいしくいただきました。(見た目も味も申し分ない今回のお弁当はアンケートでも大好評でした)
満足して公園内を散策した後、いよいよ次の目的地にしわき経緯度地球科学館に向かいました。プロネタリウムの人数制限のため、前もって設定された星組と月組に分かれての見学です。それぞれのトップスター(なぜか本物の男性です)に続いて館内へ。東経135度、北緯35度の交点にある「地球・宇宙」をテーマにした愛称「テラドーム」は、1992年に開館した西脇市の科学館で、少々こじんまりした施設ですが、職員の親切な案内が印象的でした。口径81cmの反射望遠鏡は昼間でも星が見えるということで楽しみにしていたのですが、あいにくの曇り空で残念。でも改めて地球のこと、宇宙のことを考えるきっかけになりました。帰りにテラドームの前で全員記念撮影して、今回の旅も終わりに近づきます。
途中、道の駅でお土産ににしわき市の名産品を買ったり、車中で環境アーカイブのビデオを見ている内に、無事宝塚に到着。

アンケートでは、無理なく楽しく環境のことを学ぶことができたとご好評をいただきました。皆さまありがとうございました。そしてお疲れ様でした。