平成24年10月21日は、第10回宇治市健康づくり<うー茶ん>フェスタが生涯学習センターで開催されました。
プログラムの中の「ステージ発表コーナー」に、NPO法人認知症予防ネットも団体参加で、昼過ぎの40分をいただいて、スリーA方式認知症予防ゲームの広報をしました。会場内通路を歩いている方達が、ゲームの溢れる笑い声を聞かれて、途中参加で次々と入室され、終るときには30人近い参加者となっていました。
予定時間を考えてゲームの種目を絞り、ゲームの意義も必要最小限をお話しました。それでも理解して頂けたようで、参加された方はゲームで“単に笑ってお別れ”でなく、少しでも良いから覚えて帰ってください、、日常的にお知り合いの方と一緒にゲームを楽しむことで、認知症の予防を拡げてくださいというお願いに、深く頷いてくださいました。笑って「ああ楽しかった」で終っては本当にモッタイナイのです。笑ってくださった上に、私からの願いに共感を示してくださって、心底より嬉しく思いました。報告はそれだけではありません。
一夜明けた今日、未知の方から電話が入りました。
「昨日参加した者だが」という名乗りで、「あのようなゲームは初めて体験した。終り近くに入ったが、とても楽しく良かった。是からの世の中に大事な内容だとつくづく感じた。教室はどこで実施されているのか?」というお尋ねです。
近隣の教室の情報をあちこち紹介しましたが、時間と地理の関係で話は頓挫しそうでした。惜しんでおられた口調が一変して、「そうや! 老人会で総会の時に提言しますわ」と明るい声で言われました。
こういう発言を聞くと、こちらが元気になります。ご自分の思いつきにご自分でも喜ばれて、来年の春に開催される地域の老人会総会での再会を約束したのでした。
私は朝からパソコンの不調で悩んでいましたが、すっかり明るい気持になりました。パソコンもそのうちに元気になってくれるでしょう。
高林実結樹