親子で学ぶ畑の楽校、稲刈り

くらしかん祭りが行われている同じ時間帯に、緑と食品のリサイクルプラザの「とよっぴー農園」で、シリーズで実施中の「畑の楽校」を開講しました。

親子で作物栽培、草取り、収穫などを体験していただくもので、春と秋の2回(別々のグループ)に分けて行っていますが、秋のグループは稲作に挑戦する取り組みもあり、今年は初めてもち米づくりにミニ田圃で実施しました。

土曜日、親子で三々五々お集まりいただき、もち米の刈り取りに挑戦。その後、サツマイモの収穫も行いました。少し刈り取りが遅くなったため、稲穂も元気がないようでしたが、子どもが田圃に刈り取りを行い、ニッコリしていました。

<写真:サツマイモの 収穫>

約1600株植え付けたサツマイモもこの間の行事で少なくなっていますが、皆さんにも掘っていただき、満足そうでした。

楽校ですので、稲刈りに際してはお米の話や刈り取りの方法を説明。サツマイモ収穫では、由来や育てる苦労などの話もあり、掘った後は、ほかほかのサツマイモの試食もあり、良いシリーズの行事となりました。

都会で土に触れることは珍しく、稲作に係わることなどほとんどありません。小さな面積ですが、自分達が植えたお米が収穫できて、子どもには勉強になったことと思います。はじめに、お茶わんいっぱいのごはんを食べようとすると、稲穂は何本必要かとの担当者の説明がありました。

一株分の稲穂を持ち帰ってもらい、無事玄米にして食べてもらうという宿題を出して、いざ、みんなで稲刈りをしました。天日干しは最近見れなくないりました。ここでは、この体験もしてもらい、刈り取った稲が次の用途に代わることも知ることができたようです。

<感想>
お米づくりが体験できて、子どもには良かったです。

<スタッフ>
作物栽培には失敗もありますが、失敗を許されないのも事実です。皆さんが期待をもって参加されており、納得のいく産物を生産するために多くの人の協力を得て、無事稲刈りやサツマイモ収穫ができてホッとしています。

次回は、11月の大根収穫で最後です。

子どもたちにお米や野菜を大好きになってもらうという趣旨で始めた畑の楽校のシリーズですが、学校の行事等で重なり、シリーズ化や日程時間等も、来年の課題として、
色々な方の意見を聞いてどういうようなやりかたにするか、次に生かしたいと思っています。

プラザの職員さん、夏の間のお米の水管理 お世話になりました。

写真 これで、いくらくらいのお米になるかしら(%王冠%)