■苫小牧・植苗病院にて自然療育プログラムを実施しました。
◇日時 2012年10月15日(月)14時〜
◇場所:医療法人こぶし 植苗病院(苫小牧)病院入り口の森
◇参加:約16名
スタッフ 白鳥先生(作業療法士)、的場先生、看護師1名、実習生2名(北翔大) 高木、山田、富田@ねおす、富永、伊藤@ねおすボランティア
■タイムスケジュール
12:30〜 病院入口の園庭にテント等、野外休憩所の準備
14:00〜 参加者が病院玄関に集合、挨拶。病院入口の森で散策。箱物館の実施
14:30〜 野外休憩所で休憩。木の杖みがき。どんぐりの笛づくり等
15:10 終了。スタッフ振り返り・片付け。
■活動の様子
*野外休憩所の準備
開始約1時間半前から、病院入口の園庭で野外休憩所の準備を行いました。
テント2張、テーブル5台、椅子10個、ベンチ4台、焚き火台を設置しました。
*集合・スタッフ紹介
開始30分前には、病院に預けておいた杖等を持って参加希望者が16名、
病院等スタッフ5名が病院の玄関前に集まっていました。
14時に、ねおすスタッフ等が迎えに行き、自己紹介とプログラム(箱物館)の説明をしました。
その後、木の箱を持ち、病院入り口の森に散策へと向かいました。
※箱物館
木の箱に、森の中にあるものを見つけて、気に入ったものを入れて、最後に全員で見せ合う。
森の中にあるものに注意を向けること、自分で発見する喜びを演出することが目的。
*病院入り口の森を歩く
高木が先導し、間に富田と富永が入り、参加者全員で一列になって森の中を歩きました。
森の中は、ここのところ最近は、気温があまり下がらず、紅葉している葉は見られませんでしたが、
木漏れ日がきれいで、前回と同様、どんぐりが落ちていたり、葉が色づき始めていたり、
数種類のきのこが生えており、適宜、「注意深く周りを見よう」、「笹に藪に入ってみよう」というアナウンスをしました。
参加者は思い思いに自分の気に入ったものを見つけて、採って、箱に入れながら歩きました。
途中、富永がどんぐりで笛をつくり、参加者たちはそれに興味を持ち、自分で吹いてみたりする様子が見られました。
今回も、切り株が集められた場所で少し休憩した後、折り返して戻りました。
戻る途中で、軽い運動(気功)をしました。
最後に、木の箱をテーブルに並べて、採ってきたものを参加者同士で見せ合いました。
*野外休憩所(OCHANOVA)で休憩
気温が低く寒かったのですが、病院入口の園庭に設置した野外休憩所(OCHANOVA)のテントの下、
たき火を囲んで、それぞれ椅子に座り、コーヒーや暖かいお茶を飲み、みかんを食べて休憩をしました。
一息ついた後、木の杖磨き、名札の木磨き、どんぐりの笛づくり・笛吹き、
図鑑を使って森で採ってきたものを調べる、先ほどの続きで周辺にあるものを探索するなどの各活動を
スタッフが参加者に声掛けを行って、促しました。
また、焚き火にあたってスタッフとの会話を楽しむ参加者もいました。
プログラム開始から約1時間経ったところで活動を終了しました。