ころころちょこっと通信〜日常に潜む〜

皆さまこんにちは。ころころ通信編集委員のムニュです。

皆さま、お加減いかがでしょうか。

精神病になると、症状やこだわりなど、精神の「突出」にほとんどのエネルギーを費やすのが闘病生活かもしれないと思います。
その中で、ついつい細かい部分に意識が集中しすぎたり、ときには漠然と大きな事に飛躍しすぎたり、日常に「生活感」が乏しくなってしまうことがあると思います。

人それぞれ生活は違うと思いますが、苦しい闘病生活に少しでも潤いを与えるため、精神のふれ幅を緩和させるため、生活の方からアプローチさせてゆく方法もあると思います。

夜明けから日没までの日の巡りや空気の変化を感じる、暦を感じる、移りゆく光を感じる。
それらをベースに家事をする、食べるものを考えてみる。歩いてみるなど。
自分の内面の重みも辛いですが、大きな「日常のサイクル」に乗ってみることで、少しおおらかになれると思いますし、よいリハビリにもなると思います。
頭の考えを少し離れ、しんどいですが体を使うことで心地よい「人間味」も味わえると思います。
よい「日常」をお祈りいたします。 ムニュ