鰹節の旨味成分と栄養素
鰹節はうま味成分のイノシン酸が豊富に含まれていて、主に出しを取って使われます。
鰹節自体にはビタミン類など栄養分が豊富に含まれていて、カルシウムやリン、マグネシウムなども多く含まれています。
他にもリン、鉄、ナトリウム、カリウム、ナイアシンなどの重要な栄養素が含まれていますので、鰹節は天然の健康栄養食品といえるでしょう。
鰹節は成人病予防に効果のあるタンパク質が多く含まれていて、生のかつおで100g中約25%、鰹節にすると100g中77%がタンパク質です。
脳を活性化し肌や筋肉を強くする働き鰹節のタンパク質は人体でつくることのできない多くの必須アミノ酸を含み、中でもリジンが豊富で低脂肪な為とても優良なタンパク質であると言えます。
ビタミンDは骨の形成に重要で、カルシウムが骨に吸収されるよう手助けをしてくれます。現代人のリスクであるストレスにもビタミン類やカルシュウムは必須です。
高血圧に鰹節
ペプチドは 主に海藻に含まれていますが、かつおぶしにも含まれています。ペプチドは血圧の上昇を抑制する働きがあります。
薬と違い自然食の鰹節からの摂取のためたくさん鰹節を食べても血圧が下がりすぎると言いう副作用がありません。
鰹節は特定健康用食品として認可され、高血圧の人にお薦めの食品となっています。
鰹節は生のかつおより栄養価が高く、仕込む過程において栄養成分が増えています。
鰹節に含まれているイノシン酸は、免疫力を改善してくれ花粉症や皮膚炎などのアレルギー症状の改善などに効果があります。
また血液の流れをよくしてくれる効果もあり、血管の詰まりを溶かし血管を拡げる作用がありますので、心臓病や、脳卒中の予防に効果があります。
今話題のDHAですが、かつおなどの青魚に多く含まれていて、頭の発育に効果があり、記憶力や新しい事を学ぶ力などにとって、大事な成分なので鰹節を取るのは健康に良いといえるでしょう。
赤ちゃんの離乳食に鰹節
鰹節の製品である削り粉ですが、これはとても便利で鰹節自体を余すことなく食べられるので、健康にはとても良い食品です。
私の子供のの離乳食には削り粉が大活躍しました。おかゆに混ぜたり、味の薄いスープの出し代わりに、うどんにふりかけたり、と何でも鰹節の削り粉を使っていました。
削り粉は鰹節自体を食べられるのでカルシュウムをはじめビタミン類やたんぱく質も取れて最高の離乳食です。
成人病にも鰹節
近年成人病とか生活習病などの病気のため食事制限したりダイエットしたりしている方が私の周りには多いです。
これらの病気は食事のカロリーを減らしたり、運動をしたりと何かと気をつかうことが多く大変そうです。
一日の摂取カロリーが1900kcalといっている友達もいて一日のメニューを聞くとそれはかわいそうなメニューです。
コレステロールの摂り過ぎににも気をつけなければなりません。栄養分の少ない食品を鰹節で摂った出しを使って薄く味をつけるもが有効です。
この方法ですとローカロリーで満腹感のある食事が取れて一日1900kcalを維持できます。
コレステロールは主に動物性食品に含まれていますので、魚である鰹節のだしは肉類のだしに比べ健康にいいと言えるでしょう。
また鰹節をたっぷり使って料理をすると塩分が少なくてもしっかりとした味に感じるので、塩分の摂りすぎに気を使っている方におすすめの料理方法です。