・期 日 2012.11.10(土)
・場 所 松尾湿原
・参加者 山本、戒田、森田、東田、川本、吉野、山根、安藤、岡崎、森川(久)、西川、久利(泰)、久利(え)、豊買、大下、能勢
講師;福井先生
色づきはじめた山道を抜けて自然の家に着くと、建物が額縁になって金色に輝くイチョウと真っ赤な紅葉が一枚の絵のように見えてきました。今日の集合写真はここに決定です。
(写真右) 作業具を持ってこれから保全活動へ出発
湿原は右手の縁にそうように橋の上の方まで紫色のヤマラッキョウが満開で斜面には青いリンドウと白く可憐なセンブリが咲きはじめていました。
植生調査班は張り切って鉛筆をもち、草刈り班になった人はそれぞれカマやハサミを持って作業開始です。
私達は福井先生のアドバイスを受けながらモニタリング地点の調査をしまた。 まず調査地点の中に生えている草の葉の部分の平均の高さを読み取り、生えている面積が何%位かを見てそれから何が生えているか個々に調べいきます。
ぱっと上から見ただけでは調査地点No1はイネ科が生い茂りNo2はオオミズゴケが目立って見えましたが、かき分けて地面をよくみると小さいものは2センチほどの高さに3ミリほどの葉のついたコケオトギリやブーメラン型の葉のヒメアギスミレか見つかったり髪の毛のように細い先に花を残したシロイヌノヒゲがあったりで二十種類余り調査する事が出来ました。
後のNo6地点までは福井先生がして下さり、湿原の上の方は背の高いものが生い茂り、そのため種類が減ってしまうので下の方が貴重なのですとの事でした。 なお終わった頃に先生が湿原の中をみんなが同じところを歩くので”道”が出来てきてよくないと言われていました。これから注意しないといけない課題です。
写真右 湿原に咲いている「ヤマラッキョウ」の花
写真右 福井講師と一緒にモニタリングに取り組んでいます。
写真右 ヤマラッキョウ、リンドウ、センブリの花を調査しています。
写真右 「モウセンゴケ」が沢山生育している周辺の笹などを手に鎌を持って草刈りする人、かき集める人、所定の場所へ運搬する会員です。
一日中草刈り機を振り回してもらった東田さんをはじめカマを振るった皆様、腰や腕は大丈夫だったでしょうか?
大変お疲れさまでした。(%ニコ男%)(%ニコ女%)(%晴れ%)(記:能勢)