受動喫煙による体への影響

日 時 平成24年11月28日(水)
場 所 宝塚医療会館
講 師 松田良信氏(市医師会)
 受動喫煙とは、「室内またはこれに準じる環境において、
他人のタバコの煙を吸わされること」を言うのだそうです。
 タバコが体に危険なことは誰でも知っています。
 それでも日本では、いまでも男性:32%、女性:8%の人が
吸っているとか。
 もしこの人たちがタバコをやめますと、2〜3日でニコチンが体から抜け、1年で心筋梗塞等にかかる確率が半減するそうですが、完全に非喫煙者と同じ体になるのにはゆうに20年はかかるようです。
 タバコが起こす病気は癌以外にも、脳梗塞・白内障・難聴・歯槽膿漏・心筋梗塞・肺気腫・気管支喘息等々、枚挙に暇がありません。
 タバコをやめるキッカケは、「病気になった」「体の健康を考えて」等が上位を占めているようですが、上手にやめる方法はニコチンを補充しながらやめる、周りの人が協力する、タバコの嫌なイメージを植え付ける、やめた時の良いイメージを持つ等である由。
 因みにオーストラリアでは、「職務時間中に喫煙する場合は、席を離れた時間を余分に働くか、その分の時間給を差し引く」ことになっているのだとか。
 (写真は、講座会場です。)