日 時 平成24年12月22日(土)
場 所 大手前大学
講 師 赤塚次郎氏(NPO法人理事長)
歴史文化遺産を核とした古墳公園の管理や活用について、
愛知県犬山市の青塚古墳史跡公園でガイダンス施設等を運営
している「NPO法人 古代邇波の里・文化遺産ネットワーク」の
例をご紹介していただきました。
同古墳は4世紀に造営されたもので、墳長は123mあります。
この墳丘は、天正12年の小牧・長久手の戦いでは秀吉方の砦とされた歴史ある所でもあります。
その管理等は当初村人たち手で、その後犬山市直営事業となり、
2010年からは「NPO ニワの里ねっと」(前述NPOの略称)が
運営しています。
通常は、史跡公園の清掃・除草・芝生管理等や、ガイダンス施設
の管理・利用者への対応・企画展・講座の実施等を行っています。
今後はさらにこれを発展させ、「暮らしにとけこむ、文化遺産」と
して、①学問的評価、②歴史から見える化・・・等々により、街づくり
の提案をも視野に入れていくのだそうです。