コミュニティ・ケアに必要な地域力①

☆しっかりと行う★

今回は宝塚市を舞台にした「コミュニティ・ケア」に
ついて考えていきたいと思います。
青少年育成のコミュニティ・ケアは様々な可能性と
生きる希望に満ちていると思います。

それはどういうことかというと、
その原理を用いれば、人間本来の持つ
可能性を追求できることが出来、
その結果、生きる希望の満ちた社会になることも
十分に可能だからです。

では、いくつか挙げていきましょう。

●地域の人々同士の交流・縁の強さ補強
→ある問題を一家族ではなく、大勢の地域の方々の
 温かい見守りによって解決するので、地域力が備わっていく。
 それは、「ひきこもり」というナイーブな問題に
 向き合うということは、想像以上にそのサポート側も
 繊細さが備わっていくということ。

●地域力につながる
→一言で地域といっても、一家族ではどうしようもない。
 地域の方々の連携こそ、キーポイントとなる。
 こまめに連絡を取り合い、またまとめ役が必要となる。
 民生委員さんが孤軍奮闘するべきではなく、
 またそれだけではベターな解決にはつながらない。
 地域の皆さんのそれぞれの持つ力を結集し、
 地域力というものがアップされていく。

●実質的なサポート
 けっきょく地域の方々のサポートが必要となる。
 紹介により、簡単なお手伝い(ボランティア)や
 アルバイトの紹介等、 実質的で実際のきっかけにつながる。
 それは社協やNPO等がまとめ役であっても
 じっさいに動きを見せるきっかけは地域の力となる。
 本人はあくまで徐々に動いていくので、
 焦らず家族そのものを見守る、気長さが必要となってくる。
 どんな状況でも優しいまなざしを忘れない
 懐の深さが必要となってくる。

あくまでこの意見は抽象的なので、
参考程度にくらいにしかなりません。
ですが、パーソナル・サポートの発展によって、
地域力の強さが必要な世の中になっていくと思われます。
つなぐのはスタッフ側ですが、繋がれる相手として
地域の方々の力が必要となってくると思います。
その社会になるのは近いのですね。

次回の「コミュニティ・ケア」では、
実際のケアの具体例を出して考えていければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。