節約や健康志向から大ブームの「お弁当」。
最近では、独身の男性でも自分でお弁当を作って会社に持っていく人が増えているようです。
でも、忙しい朝、たくさんのおかずを作るのは大変なうえに、せっかく作っても冷めると味が変わってしまうという悩みはつきもの。
冷めてしまったせいで、ハンバーグやから揚げはカチカチ、卵焼きはペチャンコ、炒めものはベチャベチャ・・・なんて経験、みなさんもありますよね。
そこで、今回のガッテンは、ちょっとした一工夫で人気おかずを「冷めてもおいしくする」裏ワザを大公開!
大事なお弁当を守るための「食中毒を防ぐワザ」の新常識もご紹介します。
・・・・・・・・・・・・・・
ジューシーハンバーグが食べたい!
できたてのときはジューシーでおいしかったハンバーグが、冷めてカチコチのパサパサになってしまった…そんな経験はありませんか?
「冷めてしまったんだからしょうがない」と思いがちですが、実はこれ、“ある工夫”によって冷めてもジューシーなハンバーグに変身させることができるんです。冷めてから食べる“お弁当用ハンバーグ”を作るときのポイントは、レシピから“ある材料”を外すこと。その材料とは…なんと、牛肉!
実は、肉には、脂がじゅわ〜っと溶け出す温度、名付けて「ジューシー温度」があります。
このジューシー温度は肉の種類によって異なり、鶏肉は30℃前後、豚肉は40℃前後であるのに対して、牛肉は一般的に50℃前後。
(※高級牛肉など、これより低い温度で溶けるものもあります)
50℃前後にならないと溶けないということは、冷めた牛肉の脂は人間の体温では溶かすことができないということ。
口に入れても脂がじゅわ〜っと溶け出さず、パサパサでかたい食感のままです。これが、冷めたハンバーグがおいしくなくなる理由だったのです。
そこで、ガッテンがおすすめするのは、こんな裏ワザ。
お弁当用のハンバーグのあいびき肉には、豚肉と鶏肉を1:1で混ぜたものを使います。
さらに、肉汁を閉じ込めるため、パン粉の代わりに保水力の高い麩(ふ)を使う、酢を少しだけ混ぜ込んで肉を柔らかくする、という合わせワザで、ハンバーグはぐっとおいしくなります!
詳しい作り方はこちら。
https://www.facebook.com/biokitchen