甘酒」と美容・健康

甘酒」と美容・健康

「甘酒」には、体のエネルギー源となるブドウ糖を始め、必須アミノ酸やパントテン酸、ビタミンB1、B2、B6、ビオチミンなど必須ビタミン類が多く含まれています。

中でもビタミンB6、ビオチミン(ビタミンH)は美しさに関わる成分としても知られているビタミンです。

米糀(こうじ)に由来する食物繊維やオリゴ糖も豊富で、これはすこやかさを保つのに役立ちます。

また、脳は他の器官に比べて大きなエネルギーが必要ですが、そのエネルギー源はブドウ糖に限られています。

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「甘酒」の歴史

江戸時代の文献にこんな記述があります。

江戸京阪(現在の東京・京都・大阪)では、夏になると甘酒売りが出てきて一杯四文で売っている

現代のわたしたちの感覚では、甘酒は冬の物のように思いますが、昔はつらい夏場を乗り切るための夏バテ対策として親しまれていたのです。

「生(なま)」の甘酒

古くから親しまれてきた「甘酒」ですが、栄養素となる麹(こうじ)菌が活きていればこそといえます。

おたまや「生あま酒」は熱殺菌処理や甘味料は一切使用していません。

アミラーゼなどの酵素は、熱殺菌処理をしていない「生(なま)」の甘酒でなければ多くは含まれていません

麹菌が生きたままの甘酒!

他の多くの甘酒は、高温で熱殺菌処理をしてしまいます。

甘味分の増加はそこで停止し、甘酒本来の風味も損なうため、ただ甘いだけのものになってしまいます。

なによりも麹(こうじ)の栄養素(酵素)が壊れてしまいます。

米麹菌は非常にデリケートです。当店では伝統の技により、熱に弱い麹菌が生きられるギリギリの温度で製造を行っています。

麹(こうじ)の自然な甘みと香りを活かしたまま真空充填をして氷温貯蔵致します。