京都府が日本の食文化展示会場で掲げましたポスター

京都府が日本の食文化展示会場で掲げましたポスター

以下原文通り ポスターのタイトルは「和食の世界無形文化遺産」

「和食の世界無形文化遺産」
京都府では平成23年度から日本の食文化を世界無形文化遺産に登録しようと
国に対して働きかけ その結果平成24年3月に 和食:日本人の伝統的な食文化
として政府からユネスコに対して申請がされました

今後はユネスコで審査され 平成25年秋に登録されるかどうか決定がされます

自然の尊重 という精神に則ってできた和食を提案

「日本の国土に根ざした多様な食材が新鮮なまま使用されている」

明確な四季の存在と地理的な多様性のおかげで新鮮で多様な山海の幸が使用されている
食材の持ち味を引き出し 引き立たせる工夫が発達している
うま味が豊富な出汁 独特の調理道具
風土に即した発酵技術が発達している 味噌 醤油 酒


「コメを中心とした栄養バランスに優れた食事構成となっている」

コメ 味噌汁 魚や野菜 山菜といったおかず等によりバランスよく食事が構成されている
動物性油脂を使用していないため日本人の長寿や肥満防止に寄与している


「食事の場において「自然の美しさ」や「季節の移ろい」が表現されている」

料理に葉や花をあしらい 美しく盛り付ける表現法が発達
季節感を出すため 季節にあった食器を使用したり 部屋をしつらえたりする

正月や田植え 収穫祭のような年中行事と密接に関連している
食事の時間を共にすることで家族やコミュニティメンバーの絆を強める役割を持っている
和食を食事という空間の中で「自然の尊重」という精神を表現している社会的慣習として提案

(以上原文通り)