二度目の人生の生き方

日 時 平成25年2月11日(月)
場 所 宝塚男女共同参画センター
講 師 高島達夫氏(社労士)、佐藤 誠氏(大学教授)
 前半は年金(種類や制度)、健康保険(後期高齢者医療保険)
介護保険(給付や予防)について解説をしていただきました。
 後半は主として定年退職後の人生についてのお話しでした。
 まず世の中の今後ですが、近い将来「消費税のさらなるアップ」
「年金支給年齢の引き上げ」「預金の目減り」等が予想されます。
 これらへの対応としましては、「出来るだけ長く働く」「地域に貢献したり、出来れば起業も考える」等が必要かもしれません。
 なお現在は退職しますと自由時間が10万時間あると推測されており、これは定年までの総労働時間に匹敵するのだそうです。
 この有り余る時間の考え方について、指揮者のロリン・マゼールは「人生を楽しむ」「今が大切」「今日は明日の礎になる」「他の素晴らしいことも学ぶ」等と表現しています。
 また精神科医のヴィクトール・フランクルは、生きる価値を①創造価値(創作活動や芸術活動)、②体験価値(旅行やボランティア)、③態度価値(人生を前向きに受け止める)等とし、誰かや何かのために出来ることがきっとあると明言しています。
 人生は一枚の絵であり、塗り残しがないようにしたいものです。