堺市では、市民ぐるみのまちづくり活動を進めようと、各区ごとに「区民まちづくり会議」が設置されています。中区では、市民の交流と支援を目的として、中区区民交流コーナー「なかsabo」が設置されています。
「なかsabo」を今後どのように運営していったらよいか、事例に学ぼうと、3/4(月)午後、運営委員・市職員・コンサルタントのみなさん9人がコラボの見学とヒアリングに来られました。コラボ側は、実行委員とセンター長の8名が応対しました。
中区のみなさんの自己紹介のあと、田村委員長と荒木センター長がコラボの全体概要を説明。その後、加福、原田、濱崎、熊谷、上村、山本がそれぞれの担当分野を中心に活動内容を紹介しました。
その後は、広報と集客の方法、プログラムの内容と客層、組織のマネジメント、予算規模と管理などに関する質問に答える形で意見交換しました。
商業地区にあり人通りも多いコラボに比べ、駅からやや離れた区役所の1階にある「なかsabo」は、集客等の面でハンディがある。
コアになって動くメンバーがまだ少ない。
企画サイドと参加者が交流型プログラムを一緒につくっているコラボに比べ、「なかsabo」では準備された趣味などの講座に市民が参加するケースが多い。
このような声に対して、コラボのメンバーからは、人がホットで、祭りなどの伝統も残る中区ならではの進め方があるのでは? まずは1〜2年、粘り強く取り組んで「あそこは面白そうだ」という実績をつくることが大切では? 高齢層に加え、若い世代が参加出来る場をどのようにつくっていくかは、コラボも同様に抱える課題です、などの声が聞かれました。
今回の「なかsabo」との懇談は、「コラボが天の時、地の利、人の和に恵まれている」ことを改めて気づかせてくれました。 そして、我々には自信と謙虚さの双方が求められているのかもしれません。
地下鉄御堂筋線の南端と北端に位置する「なかsabo」と「コラボ」。
これからも情報交流しながら、地域を元気にしていきましょう。
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(やまもと)