こんにちは。
3月6日(水曜日)。先進地視察を実施しました。
事務局スタッフを含め、32名で淡路島へ行きました。
押部谷町と淡路島は、神戸淡路鳴門自動車道でつながってます。
淡路市役所に隣接して設置された「あわじメガソーラー1」を視察。
淡路市の年間日照時間は関西圏で最も長いこと、企業誘致のため
の広大な土地があることを活かして作られた太陽光発電施設です。
発電した電力は、隣接している市の施設(3つの施設)で使用
されているほか、余剰電力は電力会社に売電しているそうです。
設置後のメンテナンスとしては、年3回程度の草刈りを行っている
ほか、寿命が10年といわれるパワーコンディショナーの取り替え
費用が発生するとのこと。
続いて、南あわじ市の淡路ファームパーク「イングランドの丘」へ。
やさい温室と露地畑を視察しました。
温室では、トマトとイチゴ、露地畑は、玉ねぎなどの季節ごとの
旬の野菜が栽培されています。
年中何かが収穫体験できる農園・・・特にイチゴは人気のようです。
最後は、洲本市のウェルネスパーク五色の洋ランセンター内にある
“ほたるのおうち”を視察しました。
“ほたるのおうち”は、五色町商工会青年部さんが作ったホタルが
自生できる飼育施設です。水路に流れる水は、水道水を循環させて
いるとのこと。エサとなるカワニナについては、休耕田を借りて別の
場所で育てているそうです。
商工会青年部さんは、ホタルが飛ぶシーズンになれば、ほたるまつりを開催したり、
福祉施設に慰問に出向き、ホタルを見てもらうなどの地域貢献活動もされておられます。
では、淡路島での視察のおさらいを・・・
日照時間が長いこと、未利用地があることを活かした環境にやさしいエネルギーの生産(淡路市)。
露地畑と温室によって年中人を呼び込み、収穫体験ができる観光農園(南あわじ市)。
ハウスのなかでホタルが自生する環境を構築したビオトープ(洲本市)。
淡路島の3市を“農”と環境から視察させていただきました。視察先の淡路市役所、イングランドの丘、
五色町商工会青年部のみなさま、ご協力ありがとうございました。とても勉強になりました。